伊那北高校4回生から「米寿祝記念誌」を贈呈いただきました。 | 白鳥まさのりのブログ

白鳥まさのりのブログ

白鳥まさのり公式ブログ

先日、伊那北高校4回生(昭和27年3月卒業生)の「米寿記念 特集記念誌「遺偈」に想いを寄せて」を箕輪町図書館に贈呈いただきました。

 

 

役場には、丸三信州味噌(株)の笠原昌博さんがお越しになりました。

笠原さんは、伊那北高校4回生、昭和27年3月の卒業生。

旧制伊那中学に21年に入学し3年間、学制変更で新制高校で3年間、計6年間を過ごしたとのこと。

同窓生で「伊那児会(いなじかい)」を結成、毎年同級会を開きながら、節目に文集を発行してきたとのこと。

 

 

88歳の米寿を迎えた伊那児会の会員が、懇談会ととにも米寿の記念集を発行されました。

40名の皆さんから寄稿いただき、編集、発行にこぎつけ、「地域の図書館に置き皆さんに読んでいただきたい。」と、寄贈いただきました。

 

 

 
笠原昌博さんの投稿には、旧制伊那中学校出身で憲法学者の芦部信喜さんのこと、「邂逅の碑」のこと、最近の伊那北、伊那弥生が丘の学校統合のことなどが書かれています。
箕輪町在住では、三浦覚さんの作品もあります。
また、法務大臣も務めた野沢太三さんの玉稿も。
いずれも、人生の足跡を感じるものばかりでした。
 
 
「あとがき」では、
標題の「遺偈」(ゆいげ)について、単なる「遺言」ではなく「思い出」でもなく、「論説」や「主張」でもない、死を間近かにしての筆ならぬ詩であり、言葉ならぬ言外の「無言の言」であり、あるいは、未来からの「今」を見る「反復」であり、光でもありますと。
また、「様々な人生を語り、思いを記し、生きてきた「証」を残すことによって、これからの人のため、世のために何らかの参考なれば幸いです。」と。
 
同誌は、町図書館に置かれますので、ご一読を。