【嘉義/台南旅行記①】の続きになります。

 

嘉義公園内の散策を続けます。こちらは孔子廟ですが、比較的新しい建築に見えますね。

 

 

 

波を打つ壁や円形の通路など、古い中国の建築に見られるデザインを木造ではなくレンガで造っているのは面白い☆

 

 

 

そしてこちら、どう見ても日本の神社にしか見えません。

 

 

 

灯篭に彫られている文字を見ると、「大正十年三月建立」と書かれており、ここが日本統治時代に神社だったことがわかります。

 

 

 

実はこちらはかつて 嘉義神社 が祀られていた跡地になります。階段の奥には忠烈祠と書かれてますが、ここにはかつて鳥居が建っていたことは容易に想像できますよね。

 

 

 

そしてその脇を見ると、塀の向こうに立派な日本建築を発見!

 

 

 

こちらは「嘉義市史蹟資料館」と書かれてましたが、残念ながらこの日は休館日だったようで中へ入ることはできず。

 

 

 

説明によると、嘉義神社は大正4年(1915年)に創建され、こちらの建物は社務所として昭和18年(1943年)に建てられたものとか。1987年に嘉義市に帰還され、修復後に嘉義市史跡資料館となったそうです。

 

 

 

南国に来ると、日本では見ることのできない植物も気になります。

 

 

 

そしてここから更に奥へ歩いていくと、突き当たりに何やら塔のようなものが見えてきます。

 

 

 

こちらは 射日塔 と呼ばれる嘉義の新しいランドマーク。高さは62mありますが、2階から9階まではフロアはなく吹き抜け状態になっているのが特徴ですね。

 

 

 

入口の前で迎えてくれるのは、猫なのか虎なのか…

 

 

 

誰も人がいないのがちょっと気になりますが、せっかくなので上まで昇ってみようと思います。

 

 

 

こちらが入口。中へ入るとこの右手にスタッフさんがいて「ニイハオ!」と声を掛けられました。てっきり無人で無料だと思っていたら、上まで昇るには入場料が50元(約190円)必要でした。

 

 

 

説明によると、エレベーターで昇れるのは10階までで、そこから上は階段から昇ってくださいとのこと。何気にカフェもあるんですね。

 

 

 

10階へ到着。例によって私の苦手なトラップもありました(苦笑)

 

 

 

そして階段から最上階・12階にある空中庭園にやってきました。何やらアートやオブジェのようなものも見えます。

 

 

 

この最上階からの眺めは絶景!先ほどの嘉義市棒球場と、その向こうには嘉義駅からずっと歩いてきた「中山路」が見え、すごく気分がよかったです☆

 

 

 

ゆりかごとブランコもありました。どういうテーマなのか理解するのは難しかったですが(苦笑)

 

 

 

エレベーターのある10階まで階段を降りていきますが、すぐ横がガラス張りになっており、そこそこ怖かったです。

 

 

 

こちらは11階にある、外の景色を眺めながらコーヒーが飲める展望カフェ。チケットにドリンクの割引券が付いてましたが、あまりゆっくりしている時間もないためここはパスします。

 

 

 

先ほど通ってきた嘉義市史跡資料館。やっぱり立派ですよね~

 

 

 

一通り散策したところで、嘉義公園を後にしました。こちらよくある象のすべり台ですが、この角度から撮ると何となくですが映画「寄生獣」のシーンを思い出してしまいました(笑)

 

 

 

何もない広場!もしかしたら駐車場なのかもしれませんが、ラインも引いてないと不思議な空間に見えてしまいます。

 

 

 

こちらはよくある公園ですが、やっぱり日本とは植物が全く違いますよね。

 

 

 

嘉義公園から繁華街の方へ「光彩路」という道を歩いて来たら、何やら市場のようなところに出ました。このまま中を進んでいきたいと思います。

 

 

 

すると通りの片隅にこんな井戸があり、興味を惹かれます。

 

 

 

こちらは300年前にオランダ人が掘った「紅毛井」と呼ばれる井戸で、嘉義市民の貴重な水源となっていたそうです。

 

 

 

広い通りに出て来ました。台湾らしい漢字の看板がたくさん並びます。

 

 

 

そして何やら寺院のような門がありますが、中へ入ってみます。

 

 

 

こちらは1715年に創建された 嘉義城隍廟 と呼ばれ、地域の守護神として信仰の対象になっているそうです。

 

 

 

再び通りへ出ます。この漢字だらけの看板がたくさん並ぶ光景は、歩いていてホントに飽きないものですね。

 

 

 

何やらフォトジェニックなビル。6回にもう1つ看板が出てれば完璧でした(笑)

 

 

 

この後は日本統治時代に造られた監獄が博物館になった「獄政博物館」を目指して歩いていたのですが、ここでカメラのバッテリーが終了。もちろん予備のバッテリーも持ってきているわけですが、何とキャリーバッグの中に入れて駅の荷物預かり所に預けてしまうという失態に気が付きました…

 

仕方がないのでバッテリーを入れ替えるために駅まで戻ります。ちょうど通りがかったタクシーを拾って駅へ戻り、荷物預かり所のお兄さんに事情を話して無事にバッテリーの入れ替えが完了!約20分ほどロスしたことになりましたが、ここからややペースを上げれば問題ないとこの時は思っていたのでした。

 

 

 

嘉義駅まで戻ってきたので散策の予定を変更。本来は「獄政博物館」から徐々に駅に向かって行くルートを予定してましたが、ここからは予定のルートとは逆に駅の近くからスタートして徐々に遠ざかっていく方向に進み、最後に獄政博物館というルートで散策しようと思います。

 

こちらが嘉義駅からすぐのところにある「嘉義薬局」と書かれた古い建築。どうやら営業はしてなさそうですが、かなり歴史を感じさせてくれる建物ですね☆

 

 

 

何やらアニメのキャラクターが描かれた家屋がありました。

 

 

 

別の家屋に描かれていたのは、「フランダースの犬」のネロとパトラッシュですね!

 

 

 

どうやらこの界隈はちょっとした芸術の通りになっているようでした。

 

 

 

こちらにもまたまた歴史的な建造物を発見!恐らく相当な歴史があるものに間違いないでしょう。

 

 

 

そうそう、やっぱり「陳(チェン)」という名字は台湾では多いみたいですね~

 

 

 

その向かいには「SANTOS」の文字!元気にしているでしょうか…

 

 

 

嘉義の街を歩いていると、よく日本料理のお店を見つけました。それだけ日本という国に対して親近感を持ってくれているものと思うと嬉しくなりますよね♪

 

 

 

そして 阿里山森林鉄路車庫園区 と呼ばれる公園に突き当たりました。こちらは嘉義駅と阿里山を結ぶ「阿里山鉄路」の車両が展示されているところで、無料で入ることができます。

 

 

 

中へ入ってみました。たくさんの線路と、車両基地が見えますね。

 

 

 

古い蒸気機関車がありました。こちらは1914年のアメリカ製だとか。

 

 

 

こちらもかつて走っていた「中興号」という列車。

 

 

 

ふと見るとベンチも汽車の座席をイメージさせるもので楽しくなりました。この他にも色んな展示があるのですが、ホントに時間が限られているため、これだけ見て次の目的地へと向かいました。

 

 

 

線路沿いに歩くとこちらの 北門駅 に辿りつきます!まるで昔の日本にいるような駅舎ですよね☆

 

 

 

天井にも木材が使われており、日本らしさを感じることができます。

 

 

 

でかい!

 

 

 

こちらは「北門森鉄故事館」。阿里山鉄道の簡単な博物館になっているようです。

 

 

 

レトロな駅名標がありました。

 

 

 

こちらは駅長さんでしょうか。何となくですが、こまわり君を思い出してしまいます(笑)

 

 

 

中にはグッズなどの売店や、ちょっとしたレストランがありました。やはり駆け足ではなく、ゆっくり見学できる余裕を持って来なきゃいけませんね(苦笑)

 

 

 

この北門駅へと続く通りは何やらおしゃれな雰囲気。通りの長さは全然違いますが、以前行った北京の南羅鼓巷(旅行記)にちょっとだけ似ている感じがしました。

 

 

 

レトロなコーヒーショップ?こういう雰囲気はすごく好きです。

 

 

 

…ということで、嘉義公園から北門駅までを徒歩で散策してきたわけですが、街に残る日本統治時代の面影をたくさん発見することができ、感慨深かったです。

 

この後はここからすぐの「檜意森活村」を散策。そして夕方には台湾鉄路に乗り更に南の台南へ移動して夕食と地元の夜市を楽しみましたが、その模様は次回更新予定の【嘉義/台南旅行記③】にて書かせていただきたいと思います。

 

 

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[嘉義/台南旅行記]

 

2018.12.08 【台湾南部の嘉義へ。映画「KANO」ゆかりの地を訪ね歩く☆】

2018.12.08 【嘉義公園から北門駅へ。日本統治時代の面影を色々発見する☆】 ⇒ この記事

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