マリーンズが神戸・京都でバファローズと戦っていたこの週末、関西を飛び越えて韓国の首都・ソウルへ1泊2日で行って来ました。

 

経緯は単純なもので、昨年マリーンズに在籍したジミー・パラデス選手が、今シーズンからソウルを本拠地とするKBO(韓国プロ野球リーグ)のトゥサン・ベアーズに移籍したことで、これはぜひ1度は観戦に行かなければと、KBOの日程と照らし合わせて2月に航空券を抑えていたのです。

 

出発前日となる5月25日(金)は職場のPCでマリーンズの試合を見届けてから羽田空港国際線ターミナルへ。韓国へは2015年夏以来となる5回目、そのうちソウルへはこれが3回目の訪問となりますが、前回ソウルへ行ったのがもう10年以上前ということもあり、個人的にはこの旅を楽しみにしていたのでした♪

 

 

 

出発は深夜の午前1時55分。いつもなら熟睡している時間帯なだけに、ロビーで待ってる時間は睡魔との戦いでした(笑)

 

 

 

ご存知のように東京からだと沖縄よりも近いソウル。そしてソウルからは北朝鮮との国境となる板門店まで車で1時間くらいの距離にもなるんですよね。

 

 

(Google Mapより)

 

 

約2時間20分のフライトで、仁川(インチョン)国際空港に到着。離陸してからすぐに眠りにつき、着陸寸前まで2時間ほど睡眠をとることができたことはよかったです。

 

 

 

ここ仁川国際空港は2001年に開港したまだ新しい空港ですが、機能性や安全面等々、国際的に非常に高い評価を得ている空港で、2014年からは世界最優秀空港に選ばれているとか。

 

 

 

まだ早朝5時30分になろうかというところですが、ソウル市内へ移動するため、空港に乗り入れている鉄道の駅へやってきました。何とも近未来的なデザインすよね。

 

 

 

空港からソウル市内へは普通の各駅停車と特急があり、料金が異なるためか改札が別々になっています。こちら特急専用の改札はわかりやすいようにオレンジ一色でした。

 

 

 

空港からソウル駅までの料金は9500ウォン(約1030円)ですが、降りた駅で交通カードを返却すればデポジットの500ウォン(約55円)が返ってくるシステムになっています。

 

 

 

A'REXと呼ばれる特急は全席指定。アナウンスは韓国語・英語・中国語・日本語の順で流れ、車内で無料で接続できるWiFiもサクサクで快適でした。何よりソウル駅までノンストップというのがホントにありがたいですね~

 

 

 

空港第1ターミナルから43分でソウル駅に到着。ご存知のようにここ韓国ではロッテは日本よりもはるかに規模の大きな巨大企業で、街中のいろんなところで我々も見慣れたロゴを眼にします。

 

 

 

こちらは隣接する旧ソウル駅舎で、日本統治時代の1925年に「京城駅」として竣工。2003年に隣に新駅舎が完成した際に役目を終え、現在は資料の展示などを行う複合文化空間として使われているようです。

 

 

 

駅前の大通りを渡る遊歩道から新旧のソウル駅を眺めます。まだ朝の7時前ということで交通量もまばらでした。

 

 

 

こちらはその遊歩道からの駅と反対側の眺め。通りの突き当たりに小さくですが、「南大門」という呼び方で有名な「崇礼門」が見えました。地図でも確認してましたが、歩いて行ける距離ですね。

 

 

 

予約していた駅前のホテルに荷物を預けて、地下鉄で移動を開始。ソウルの地下鉄は東京のよりも車内が広く、かなりゆったりに感じます。札幌の地下鉄に乗ったことがある方は、恐らく車内が広く感じたと思いますが、たぶん同じくらいの広さではないでしょうか。

 

 

 

ソウル駅からはわずか2駅、おなじみソウル1の繁華街・明洞(ミョンドン)で下車。これから朝食をいただきたいと思います!

 

 

 

やってきたのはこちら、地下鉄の駅からすぐの 秀家 というお店。こちらのソルロンタン(牛骨スープ)が美味しいと評判で、早朝からオープンしているお店なのです。

 

 

 

もちろん名物のソルロンタンをいただきましたが、これが大正解!あっさりのスープは2時間しか寝れてない人でも(笑)スルスルといける優しい美味しさ☆

 

 

 

少しだけ麺も入ってました。朝7時台にいただく本場の韓国料理の美味しさに、今回の旅の成功を早くも感じ取ります(笑)

 

 

 

お店のおばさんが日本語を話せる人で、日本から来たと言ったらミニサイズのチヂミをサービスしてくれました。キムチと一緒に食べるとこれまたホントに美味しかったです。

 

 

 

こちらはソウルの交通カード「T-money」といい、日本とは違ってコンビニで販売されてます。朝食を食べた「秀家」の隣のセブンイレブンで購入しましたが、お店のおじさんに「チャージ?」と聞かれたので10000ウォン(約1080円)をレジでチャージしてもらいました。ちなみにカードは2500ウォン(約270円)でした。

 

 

 

ここから少し街を歩きます。実弾という文字を見てナバーロ選手を思い出しましたが(笑)、こんな街中に射撃場があるようです。私ずいぶん前に済州(チェジュ)島で実弾射撃の経験がありますが、発砲したときに右手に予想をはるかに超える衝撃がきたことが忘れられません。

 

 

 

こちらはかつて朝鮮銀行の本店として利用されていた、東京駅を設計した辰野金吾氏による歴史的建築。現在は韓国銀行貨幣金融博物館となっているそうです。

 

 

 

しかしソウルの街を歩いて改めて思うのは、近代的なビルが立ち並ぶ風景は日本とよく似ているなぁということ。何となくですが、ソウルの街の雰囲気は大阪に似たものがあると思うんですよね~

 

 

 

そして南大門こと 崇礼門 までやって来ました。この崇礼門は2008年に放火による火災で焼失し、現在のものは再建されたものになります。

 

 

 

…実は私が以前ソウルに来たときは、まだ焼失する前でした。この写真は当時記念撮影をした写真と同じアングルで撮影してみたのですが、当時は焼失前の姿をバックにこのマンホールの蓋あたりに立って撮影したものでした。

 

 

 

そして崇礼門を背中にしたこの通りが 南大門市場

 

 

 

とにかく活気があって歩いているだけでも楽しいのですが、特にこんなディープな路地が面白いんですよね~

 

 

 

飲食店から衣料品まで、色んなお店が並んでます。

 

 

 

通りに出ました。まだ早い時間だからか人通りはまばらでしたが、このあとどんどん混雑していくでしょう。

 

 

 

近代的なビルを背景に立つ南大門。いい風景ですね~

 

 

 

何やらフォトジェニックな場所のようです。

 

 

 

ソウル駅から北側へまっすぐ伸びる大通りを歩くと、札幌や名古屋の大通公園のように整備された「光化門広場」がありますが、そこに見えるのが世宗大王の銅像。ハングルの創製を行った李氏朝鮮の第4代国王で、10000ウォン札に描かれている方ですよね。

 

 

 

そしてこの広場のつきあたりにあるのが、かつての李王朝の王宮・景福宮!いったんはほとんどが焼失してしまったものが、少しづつ当時の姿に復元されており、現在もまだ進行中のようです。

 

 

 

まず最初の光化門を抜けると広い広場に出ます。ブログを書くようになってから写真撮影も丁寧になりましたが、以前来たときの写真はごくわずかで、そのわずかな写真の中にここで撮影したものがありました。

 

 

 

このあとは有料のエリアになりますので、入場券を購入。3000ウォン(約325円)でした。

 

 

 

まずは何とも立派な興礼門。ここで入場券のチェック。

 

 

 

興礼門を抜けるとまたまた広い空間が広がります。

 

 

 

水路にかかる橋と石像。そしてその奥に見える立派な門と宮殿が見える光景に、建物の規模こそ違えど昨年行った北京の紫禁城(故宮)を思い出しました。

 

 

 

もちろんここ朝鮮半島は中国とは陸続きですから、そういう文化の影響も受けてますよね。

 

 

 

勤政門を抜けるとまた広い空間があり、その先に勤政殿が見えてきました。

 

 

 

この勤政殿はかつて王の即位式や大礼が行われ、現在では韓国最大の木造建築ということです。とにかく立派で圧倒される風格があり、色んな角度から写真を撮りました。

 

 

 

ここで後ろを振り返ってみました。歴史を感じさせる門の向こうには近代的なビルが並びますが、風景がうまく調和してますよね。

 

 

 

勤政殿の近くまで寄ってみました。余談ですが今回の旅の前にまた新たな広角レンズ(SONY/SEL1018)を購入したのですが、こういう迫力あるアングルで撮影するのがとても面白かったです。

 

 

 

勤政殿の内部には、国王の玉座が見えます。この光景もまた紫禁城に似てるなぁと感じました。

 

 

 

だいぶ歩いて来ましたが、まだまだ王宮は続きます。この日は気温も高く、寝不足の体には応えました(苦笑)

 

 

 

このあたりになると、王族のプライベートな空間になるのでしょうか。小さな建物がいくつも建っているというレイアウトになり、これまた紫禁城に似た構造になってますね。

 

 

 

ずいぶん平べったい造りの建物ですね~

 

 

 

たくさんの建物が連なるアングルは、写真を撮ってても楽しいものがあります。

 

 

 

こういう感じのアングルを自分で見つけるのが面白いんですよね☆

 

 

 

こちらの大きな建物は慶会楼。水面に浮かんでいるような姿が美しかったです。

 

 

 

この奥には国立民俗博物館があるのですが、時間の関係でパス。一通りは散策できたので、最初の入場券を購入した広場まで戻ってくると、何やらパレードが行われてました。

 

 

 

これは門前交代式と呼ばれる儀式で、歴史考証に基づいて行われている門番の交代セレモニーとか。太鼓の音がびっくりするくらい大きかったのと、とにかく守門将の数が多くて圧巻でした。

 

 

 

広場を抜けて最初の光化門へ戻ると、たくさんの守門将の姿がありました。こちらは微動だにせず話しかけても決して返事もしませんが、勝手に横に並んで写真を撮るのはOKのようでした。

 

 

 

…ということで、南大門市場から景福宮までひらすら歩いて回ってきましたが、この時点でまだ10時30分を回ったところ。

 

ちなみにパラデス選手が所属するトゥサン・ベアーズは、この日は本拠地・蚕室(チャムシル)野球場で17時開始のナイターなので、まだまだゆっくり観光する時間があります。

 

このあとは景福宮からすぐの北村韓屋マウル、そして昨年オープンしたばかりの韓国で1番高い555mの超高層ビル「SEOUL SKY」へ行き試合前の時間を楽しみましたが、その模様は次回更新予定の【ソウル旅行記②】にて書かせていただきたいと思います☆

 

 

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[ソウル旅行記]

 

2018.05.26 【パラデスに会いたくてソウルへ。南大門市場から景福宮を歩く☆】この記事

2018.05.26 【インスタ映えな北村韓屋マウルからSEOUL SKY最上階へ☆】

2018.05.26 【韓国でプレーするパラデスの姿を見届けた日☆蚕室(チャムシル)野球場】

2018.05.27 【ソウルで本場の絶品コリトマクと石焼ビビンバを味わう☆】

2018.05.27 【韓国初のドーム球場で、李大浩の特大ホームランを観る☆高尺スカイドーム】

2018.05.27 【南大門市場で絶品のタッコムタンを味わい、帰国の途につく☆】