ジュリーは76歳で何を想う | 白クマの妻は今

白クマの妻は今

外国の白クマを夫にしたら予想外のイケメン子グマが2匹も出てきた。どぉする?

本日、ジュリー、沢田研二御大が76歳となられる。

 

昨年のこの日は、私は腐ったファンの端くれのクズとして

さいたまスーパーアリーナに万難を排して駆けつけた。

 

実に稀有な体験であった。

 

しかし、今年の誕生日、ライブの予定はないようだ。

お休みなのかな。

 

しあわせに美味しいお酒を飲んでるかな。

そうだと良いな、と心から思う。

 

誕生日と言えば、先週の木曜日、20日は、

ゴールデンボンバーの鬼龍院翔の40歳の誕生日だったけれど、

やはり私の中で「推しの誕生日」を祝う気持ちに

大きな違いがあることを認めた。

 

ジュリーの76歳には深い深い想いがあふれるが、

キリショーの40歳には「ま、まだまだ若いわ」

としか思わない。

 

実際に若いしね。

私より17歳近く若いんだから。

 

このふたりに接点はないと思っていたが、

先日、古い友人達と会う機会があって池袋に行った。

 

そこは大変な人でごった返していたが、

銀座や浅草やアメ横とはまったく違った層の人出で、

ガイジン率は低く、日本人の若者であふれていた。

 

私は過去においても池袋はほとんど行ったことがないので

駅からしてわけがわからず迷いそうになったのだが、

その人混みの中ではっとしたのは若者の、男子の、

化粧率の高さだった。

 

最近、私が徘徊している、蒲田や品川や川崎とは違い、

サラリーマンおやじ率は低く見え、若者はアキバとは

また違った装いなのだが、クマ妻的には「ほぼコスプレ」

レベルのファッションに身を包んだ男子がわらわらしていた。

 

そして彼らは見事な高化粧男子率だった。

 

男性の顔の脱毛がここまで浸透したのかと半ば呆れる

きれいなお肌にファンデーションがしっかりで、

赤いくちびるはつやつやで、そんじょそこらの女子よりも

美人(イケメンなのか?でもちょっと違うような・・・)と

なった男子がわらわらしていた。

 

すごいなあ。

 

そして彼らとすれ違いながら私は考えていた。

 

ジュリー、貴男は冗談抜きで40年早かったのだわねえ。

 

もちろん、貴男が時代を先取りしていたのは

そんなことだけではなかったけれど。

 

あの頃の貴男に、貴男が後期高齢者になる頃には

日本でも堂々と女性以上に化粧をした男子が闊歩するのよと

言ったら何と思ったかしらねえ。

 

いいえ。

今、貴男はこの日本を何と思っているのかしらねえ。