東京都知事選挙の入場整理券なるものが
私宛に新居の郵便受けに投函されていて、シンプルに驚いた。
おお。
こんなものが。
シアトル在住時には米国市民ではない私に選挙権はなく、
選挙にきちんと向き合っているのは子グマ兄だけで、
白クマも子グマ弟もやる気ゼロ。
かく言う私も在外としてシアトルで投票ができるにも関わらず
登録もせず、投票もしたことがない。
政治には歴史と同じくらい興味がなく、
特に日本の政治には日本の歴史と同じくらい熱意がない。
アメリカの政治の方が、日本に比べたらまだ興味のかけらが
残っていると言っても良いくらいで、それは世界史の方が
エンタメレベルでも日本史より興味がある、という情けなさ。
しかし、興味がわいてこないのだからしょうがない。
ここ最近の一般的なニュースで報道されている
都知事選の醜態ぶりは私の理解と認識を軽く超えていて
もうどこから何をどう学べば良いのかもわからない。
特にコイケが好きなわけでもないが、かと言って嫌いでもない。
レンホーのことは名前と顔はわかるが、良い印象はない。
女の嫌なところだけ集めた感じ。
きれいな人だと思うし、頭も良いのだろうにもったいない。
東京都と言ったらその人口から言っても経済から言っても、
そこらの小国よりも力がある自治体なわけで、
そこの知事と言ったら大変な有力者であるのだが、
かと言ってそんな役職になぜこんなに何十人も立候補するのか、
また、できるのか、もとい、できてしまうのかもただの謎。
政治とか選挙とかってすごくお金がかかるんじゃなかったの？
そんなに何十人も遊び半分で巨額の富をぶち込める人たちが
東京には溢れているということなの？
きっと本気の人は1/5くらいなんだろうな。
まあ、そうなんだろうな。
でも、実に、不可解だ。
政治がわからない私は、日本に帰ってきてから1年半過ぎても、
最近の法制度などがわかっていない。＜危険
それで先日、民法の改正で女性の再婚禁止期間が廃止になったと
知って、これはどう感じるべきなのかと自問した。
今頃？と思うべきなの？
ついに！と思うべきなの？
そんなもんまだあったんかい！？と思うべきなの？
（はい！みなさまはどれ！？）
それに伴って、なのか、嫡出否認の権利が女性にも
認められたらしい。
当たり前だろうよ。
なんじゃそりゃ。
また、私が日本に不在だった間に婚姻開始年齢も
男女同権というのか、成人年齢の変更に伴って18歳になったと。
幼妻がなくなるのか・・・。＜そこかい？
日本の法律もじわじわと変わるし国籍法も変わる。
時代が変わると思いがけない人たちも意見も出てくる。
それはいつの時代も同じだったのだろうけれど、
国として正しくあってほしいものだと思う。
東京都知事なあ。
投票するべきなんだろうなあ。
コイケとレンホー以外でまともな人って誰なの？