ひとり暮らしのお値段 | 白クマの妻は今

白クマの妻は今

外国の白クマを夫にしたら予想外のイケメン子グマが2匹も出てきた。どぉする?

ある程度、想像と期待はしていたのだが、

公共料金の請求額がすこんと下がったようだ。

 

季節的なこともあるだろうと思うので、

あと数ヶ月モニターしてみないと何とも言えないが、

4月半ばに新居に越してきてからのひとり暮らしで、

ガス代、電気代、水道代が、母との同居生活時の

半額かそれ以下になっている。

 

単純にふたりがひとりになれば半額でしょ?

というわけではないはずだと思う。

 

住居の面積は60m²から50m²になっただけで、

半分になったわけではないし。

 

しかし、間違いなく水道代は減るよなと思っていた。

 

まず、洗濯量が格段に違う。

 

以前はぎゅうぎゅうの量で週に最低で3回は

稼働させていたのだが、今では半分も入っていなくて

洗剤も電気代ももったいないけど、

臭いが落ちなくなったら嫌だし、着る物が無くなりそうで

慌てて洗濯する、といった感じで週に2回弱だ。

 

お風呂も最近はシャワーが多いし、

湯船にお湯を張っても焚き返して二晩入るようにしている。

 

母との同居時は1日置きにシャワー浴で、

実に贅沢にお湯を延々と流し続けていたし、

冬はお風呂場も暖房をがんがんかけ、

夏は冷風を流し続けていた。

 

母の部屋も24時間、暖房か冷房がつけっぱなしで、

そう言ったらテレビもつきっぱなしだった。

 

あれは電気もガスも水道も垂れ流し状態であったなあ。

 

家賃も月々4万円近く安くなったし、

食費も減りそうなので、その差額で母の特別養護老人ホームの

費用がとんとんに上がりそうと思った私の予想は

正しかったようだとわかってきて少しほっとしている。

 

悲しいかな、この世の中は結局お金なので・・・。

 

この試験的な(なのか?)ひとり暮らしで

将来的な経費と予算を割り出すことは、私の引退生活計画に

ものすごく大事なことで、これからの日本の物価インフレは

別として、死ねるまでにどのくらいの蓄えが必要なのかを

把握したいと思っている。

 

お金というのは恐ろしいもので、

働いていて月々なにかしらでも入ってきている間に

使ってなくなっていくのと、

ただもう出ていくだけになっていくのとでは恐怖感が違う。

 

年金をもらい始められるのが65歳か67歳だとすると、

何年間、減っていくだけの生活になってしまったりするのか

というのが、今の私の一番きびしい現実だと思う。

 

今は仕事があるけれど、それがいつまでやれるのか、

精神的に疲労が嵩むと本当に自信がなくなって辛い。

 

宝くじだな。うん。やっぱり。