どうも週末に芋蔓式家事生活が続いている。
大元は先週末に作ったカッテージチーズを使って
それでベランダの植木鉢のパセリを
根元から刈り取って収穫した。
そうするとその植木鉢2つをそのままにはしておけないので
おもむろにベランダにビニールシートを広げて
園芸用具を並べ、考えていた通りに小さい鉢の青紫蘇を
中サイズの鉢に植え替え、パセリの鉢ふたつは土を空けて
根を捨て、次の苗をいつでも楽に植え付けられるように
土を入れ直して準備完了。
ついでなので大きい鉢のひとつにも土を準備。
先日、種まきをしたバジルとコリアンダーの芽が育ったら
ここに移せるはず。<でもまだ全然、芽が出ない~
それからやっとサラダを、と思ったのだが、
そう言えば残ったホエイも何かに使わないとな、と。
シアトルから背負ってきたキッチンエイド
(スタンドミキサー)も、一度も使っていないなあと、
毎日、横目で見ていたが、今ではないのか?と
自問してしまった。
自答。
今です。
それで今度は基本のフランスパン生地を作り始めてしまった。
春よ恋(強力粉)を買ってあったのが、
ずーーーっと放置、もとい、保管してあったのよねえ。
ミニサイズのキッチンエイドが想像以上に使いやすくて
「これは危険!」と思った。
この使いやすさでは毎週末に製パンをしてしまいそうだ。
小麦粉代だけで食費がやばいよ。
パン生地が発酵している間にすべてのはじまりの(?)
ギリシャ風サラダの下ごしらえを。
新玉ねぎ(本当は赤玉ねぎ)ときゅうりとビーツと
トマトとにんにくを刻んで、収穫したパセリも山ほど刻む。
そこへカッテージチーズ(本当はフェタチーズ)を
ぶちこんで、味付けはライム(本当はレモンだが、
たまたまライムがあり、私はレモンよりライム派なので
たっぷり絞る)とオリーブ油と塩とこしょう。
ヒマラヤピンクソルトをばばばっと振るつもりが
なぜか蓋が落ちてばばばどころかどばーっとなり、
うぎゃーっと絶叫して慌てて拾い避けたが、
いつもよりしょっぱくなってしまった。ううむ。
でもまあ良いや。<クマ妻あるある
まだまだパン生地は第二次発酵もいるので
今度はいちご味の牛乳寒天制作に入るが、
ふと思いついて牛乳と一緒に豆乳も混ぜてみたところ、
なんとなくふわっと軽くなり、ババロア/ムース的な味に
なった。まあ、これはこれで。
パンはそんなことをしている間に発酵しすぎてしまい、
慌てて焼いたが見た目が良くない。
しかも焼き上がってオーブンのスイッチを切ってから
すぐに取り出さなかったのでちょっと焼き目が
濃くなりすぎた。焦げる一歩手前か。
味は私は満足の「自分のパン」。
ここしばらくそっちこっちのパン屋のパンを物色しながら
「なんで日本のパンはこんなに綿のように軽いのだろうか?」
と悩み続けていた。
もちふわ、などと呼ばれるものが好まれる時代なのだろうと
いうのは日本独特と思うが、シフォンケーキじゃあるまいし、
私はそれらをパンとは呼べないし、呼ばない。
そんなひとつまみ単位でしか小麦粉を使っていないような
生地に、甘いものやクリームやバターや具材を入れて
菓子パンや惣菜パンにされると、パンの部分なんて
天ぷらの衣かい?と思ってしまう。
私はやはり、せめて最低、超熟食パンくらいの重みがほしい。
さあ大変だ。
どこで強力粉をまとめて安く(<ここ大事!)
ゲットしたものか・・・。
そして芋蔓式思考としては、今までかわいいキッチンエイドに
ホコリよけとして和手拭いを適当に被せていたのだが、
それはあまりにひどいので、端を縫ってやることにした。
ああ。また家事仕事が増えちゃったじゃないの。