英単語の発音と表記問題とオカダ | 白クマの妻は今

白クマの妻は今

外国の白クマを夫にしたら予想外のイケメン子グマが2匹も出てきた。あれから蕭々20数年。未曾有の想定外人生到来中。どぉする?

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親子などというのは実は名ばかりのもので、

いくらDNAが繋がっていようとも、

自分自身が会ったこともないようなご先祖様の

因子も沢山まざった子供が製造されるので

「いったいこいつのこういうところは誰から・・・」

と思わされることが非常に多い。

 

子グマ兄の異様な習慣のひとつに

靴下を半分だけ履く(もしくは脱ぐ)

というものがある。

 

現在住んでいるシアトルという街の気候が

やつにそうさせるのかどうかは謎だが

こういう状態で家の中を歩いていたりするのだ。

 

 

どう見ても歩きにくいだろうし、

見た目が最悪。

 

「脱ぐか履くかどっちかにしなさいよ!」

「脱ぐと寒いし、履くと暑いんですよ」

 

じゃあルームシューズとか(スリッパのようなもの)

履けば良いでしょうよ。

 

見ててイライラするからやめてっ!

 

さて、妻帯して家も新築し、

もうそろそろ子供も産まれるという

岡田准一であるが、実に働き者である。

 

しばらく続いていた侍とか役人とか軍人とかの

役から、12月7日公開になるホラー映画で

ちょっとやさぐれた感じの(クマ妻の勝手なイメージ)

ライターになり、次は2019年公開予定らしいが

殺し屋になるんだそうだ。

 

格闘技が役に立つ役ですわなあ。

 

ちなみにこれは漫画が原作で「ザ・ファブル」。

 

まったく知らない週刊ヤングマガジンに掲載中の

ヒット作らしいが、ネットで検索する限り、

私が嫌いな類いの青年漫画特有の画風で、

既に刊行されている14巻の単行本の1巻目だけ、

和風熱帯雨林から無料で焚付け端末(いわゆるキンドル)

用にダウンロードしたが、まだ読んでいない。

 

実はそんなことよりもイライラしてしょうがないのが

そのタイトルだ。

 

「ファブルってなんだろう?」

と思ったのだが、何とそれは岡田が演じるところと

なる(現在、撮影中らしい)主人公の通称で

「寓話」という意味であるとウィキペディアで読んだ。

 

ぐうわ?

おとぎ話?

イソップとかアンデルセンとかの?

 

はあ?

 

漫画の表紙を見る限り、カタカナのタイトルと

一緒にロゴになっているのは「THE FABLE」なので

その意味と考え合わせると英語だとしか思えない。

 

しかし、英語のFableの発音は「フェイボゥ」であり、

日本語用にカタカナにしたとすると「フェイブル」

となるはずで、どう間違っても「ファブル」ではない。

 

これって作者の大ボケ?

 

作品がそれなりに売れて、タイトルだし

変えようもないからまんまってこと?

 

しかもそれが作中で使用され続ける

主人公の名前って・・・最悪。

 

申し訳ありませんが、英語を理解、使用する者と

しては、いちいちイラつく、もしくは失笑レベルです。

 

私の大好きな川原泉さんも昔、「大天使」を

「アーチエンジェル」と書いちゃって恥をかいて

ご本人も自虐コメントをされてましたが

(本来の発音はアークエンジェル)

この南勝久なる漫画家さんはそのへん、

どうなんでしょうかね?

 

もしかして作中のどこかで

「本当はフェイブルなんだけど、登場人物の誰かが

そう最初に言って勝手に定着しちゃった」

みたいな無理矢理な設定が出てくるんでしょうか?

 

なにせ、岡田自身が学生時代に英語が苦手で

「Listen(聞く)」を「リステン」と

発音していて周囲が本人に教えずに陰で笑い者に

されていたというのは有名な話なので、

その、まさにオカダの寓話が今回の役名に

反映されているという因縁に私はのけぞっている。

 

英語なんてどうでもいい日本の人には

なんでもない話なんでしょうね。

 

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しろくまけいこ