フジミ 1/72 隼Ⅰ型‘加藤隊長機’その7 胴体塗装開始なのです。 | 海と空と航空機ときどき船@白桔梗

海と空と航空機ときどき船@白桔梗

「人生、自由気ままに旅しよう」がコンセプトの
管理人・白桔梗の、航空機たまに海や空・艦艇に関するブログ。
写真・風景・プラモデル・感想などをダラダラと。

加藤隼戦闘隊


フジミ 1/72 一式戦闘機・隼Ⅰ型 ’加藤隊長機’を作っています。
シンプルなキットの割には随分チンタラと作っていますw
しょうがないので、毎度お馴染み『加藤隼戦闘隊』を口ずさみながら作業しています。

⇒この製作記 最初へ


やっと胴体塗装に取り掛かる

ちょっと胴体の加工に手間取りまして。ここまで来るのに時間がかかってしまいました。

具体的には、合わせ目消しを繰り返したのと(その割には成果になっていない・・・)、少々破損した箇所の修復、そしてキャノピーの取り付けにちょっと考えてしまったのが手間取った原因です。

何とか無事キャノピーも隙間なく取り付けができたので、今日はいよいよ胴体の塗装に取り掛かります。


ki43_0607_01
今回は上面から塗っていこうと思います。


一式戦闘機は、胴体上面下面色が分かれています。日本陸軍機ということで、毎度お馴染みMr.カラーよりNo.129「濃緑色(中島系)」を上面に、No.128「灰緑色」を下面に塗っていくことに。なお前者はスプレー塗装、後者は(スプレー製品がないので仕方なく)筆塗りしていく予定です。いっそ下面はジュラルミンにしようとも思いましたが、とりあえず説明書指示および資料に従うことにしました。

ツートンカラーは、一式陸上攻撃機以来です。
☆参考:アオシマ1/144 一式陸攻 胴体下面塗装/クリアパーツ塗装

一式陸上攻撃機の際は、下面を先に塗装しました。この方が、マスキングがラクだったからです。が、今回は下面が筆塗りということで微調整が利きやすいので、逆に上面を(範囲的に)大雑把に塗装して、それからマスキングして下面を塗っていこうと思います。

ということで、上の画像では胴体下面をかなりざっくりとマスキングしています。どうせこの後塗装しますし、少々色がはみ出ても問題ないので・・・

なお、上の画像でマスキングしたキャノピー周辺が黒いのは、コクピット部分につや消しブラックを大雑把に塗ったせいです。どうせ胴体色をスプレー塗装すれば消えてしまいますし、大雑把でいいかな、と。


ki43_0607_02
塗装3回め。いけない、風が吹いてきました・・・


やり方を決めたところで、サッサと屋外で塗装作業開始です。
一式戦闘機は、零戦などと違ってカウリングで塗装を分けているわけではありません。
日本陸軍機は個性的な塗装バリエーションが豊富な印象ですが、この一式戦闘機とりわけ加藤隊長機は、その中にあって地味なカラーリングです。上面は、濃緑色一色で片付きます。

ベランダに出てのんびり重ね塗りしていこうと作業していました。そうしたら、風が出てきました。これはいけない。ホコリが飛んできてしまう。
まあベランダの壁が高いので、余程強く吹かなければ大丈夫だとは思いますが・・・これは屋内に戻って作業した方が良さそうです。

今回、初めて中島系・陸軍系のグリーンを使用しています。海軍機のそれに比べて色が明るめですね。
日本軍のモノは航空機でも艦船でも、メーカーなどによって使用する色が違うので面倒です。米軍なんかだともうちょっとシンプルに色が分かれているのですが、日本だとメーカーだとか所属する軍や部隊なんかでもカラーリングが結構違うようです。艦船にしても、同じグレーっぽい色でも出身の工廠によって微妙に色味が違ったり。面倒ですが、同時に奥の深いものも感じます。


⇒この製作記 次へ