黒井城跡を後にし、JRで2駅南下。
柏原駅で降りる。
↓太鼓櫓

柏原駅から歩くこと7分。
太鼓櫓。城下町柏原を象徴する建造物だ。
↓太鼓櫓2

切妻屋根の上に櫓を乗せたスタイル。
層塔型が造られる前の、望楼型天守の原形といった風情だ。
↓太鼓櫓_説明

三階に吊るされた太鼓は1668年の製作で、国替えになる前の大和松山藩時代から使用されたもの。
櫓は江戸時代には大手門に隣接していたが、明治時代初期にここに移された。
↓大歳神社

現在の太鼓櫓は大歳神社
境内にある。

↓太鼓櫓3

※ ※ ※ ※ ※
東へさらに徒歩3分。
↓かいばら一番館

旧丹波市役所柏原支所で昭和10年築。兵庫県有形文化財。
現在は観光客の休憩、生徒らの自習室として利用されている。
↓大ケヤキ

すぐ近くの大ケヤキに目を奪われる。
支え棒が必要なほどの老木だ。
↓ケヤキの根橋

ケヤキの根橋ってどういう事やねん
と思っていたけど、こういう事か。

昔は実際に根が橋の役割を果たしたのではなかろうか。
↓ケヤキの根橋2

ぶっと。。

↓奥村川

木の根橋が架かる奥村川。
駅南を流れる柏原川に合流し、やがて加古川に合流する。
↓織田神社

またすぐ近くに鎮座する、織田神社
。

↓織田神社_説明

三代目藩主織田信勝を祭神とする。
↓藩主肖像画

初代藩主織田信包と織田信勝の肖像画のコピー。
信包は信長の弟で、信包の孫が信勝。
↓ひな人形フェア

丹波かいばらひな巡り2025
というイベントの真っ最中で、織田神社も一役買っていた。

↓茅葺き屋根

さらに東へ向け歩く
。

途中にあった茅葺き屋根の建物。何だコレ

歴史民族資料館の裏手にあたる位置なので、その展示施設かなにか

それか、普通の民家かもしれない。
↓小島省斎顕彰碑

徒歩5分。
小島省斎顕彰碑。ってダァれ

↓小島省斎顕彰碑_説明

幕末に藩を勤皇派へ導いた人物。
藩校崇広館の設立や藩政改革を進言した。
明治20年に碑が建てられた。
↓織田信包像

隣には織田信包像。2014年設置。
↓織田信包_説明

織田信包は兄無きあと津15万石の領主だったが、秀吉の不興を買い改易された。
1598年(慶長3)になって丹波で3万6千石を与えられた。
↓織田信包像2

お顔はうっすら笑みをたたえて
いる。

↓その他の碑

ここは像や石碑や遺構やらが集められたホットスポットみたいやな。
田ステ女像もここにある。柏原ではこの「田ステ女」を結構推してるみたいやけど、ゴメンなさい、全く興味無いわ~。
↓織田家旧邸長屋門

本来なら向かいにある柏原歴史民族資料館で入場料を支払うのたが、この日は何と・・・無料期間中なんですって!ラッキー😆💕
↓織田家旧邸長屋門2

長屋門は陣屋の表御門で、正徳4年(1714年)築造。唯一残る創建当初の建造物だ。
門から中に入ってみよう。
↓表御殿・長屋門_説明

↓柏原藩陣屋跡_説明

国指定史跡
。

↓表御殿

長屋門を潜ると、見えたのは表御殿。
柏原藩の藩庁・屋敷で、元のは火災に見舞われたが1820年の再建時の姿をよく留めている。
正面玄関唐破風は桧皮葺き。
↓御殿_平面表示

残っている御殿は一部だけで、往時は脇の庭にも広がって存在していたらしい。
↓玄関屋根裏

織田木瓜紋が随所に見られる。
屋根裏は、背骨と肋骨のような仕組み。
↓お題_春で一句

御殿の中、入ってみた。
何か小学生の作品?が展示されていた。何かほほえましい。