去年の岡山旅行で、時間が無く、行きそびれた赤穂城をリベンジ

大阪から、新快速使ったらいつでも気軽に行けるもんね♪

と、思ってたが・・・
阪急神戸三宮駅→JR三ノ宮駅の乗り継ぎで、乗換案内アプリ通りにいかず、次の新快速を待つハメに
。

結局チンタラスタートである(訪問は2023年10月)。

↓加里屋川

播州赤穂駅からバス
に乗り、県住前ゆうバス停下車。城の南口から攻めてみる。

城跡の東を流れる加里屋川。
二ノ丸東の堀の役割を担う。
↓潮見櫓台

橋を渡ると、初めに二ノ丸の南東隅に位置する「潮見櫓台」がお出迎え。
だが草に覆われ、よく見えなーい。。
↓船着場

加里屋川から西に繋がる二ノ丸南堀。
堀沿いに西へ進むと、すぐに現れた船着場。
往時はヨシなどが生える干潟で、満潮になると海水がここまで入ってきたという。
↓鳥が寝ている

↓二ノ丸堀_南

カメラを西へ向けると、二ノ丸南堀。
その奥にある石垣は、南沖櫓台。

門の下に雁木が見られる。
水手門石垣の後ろに見えている建物は、米蔵を再現した休憩所。
↓水手門跡_説明

米俵を積んだ船が門の直下にビタ付けし、荷降ろししてすぐ米蔵へ運べるという、合理的な造りとなっている。
↓南横矢枡形

二ノ丸内に入って、すぐに目に飛び込んできたのは、本丸の南端を守る南横矢枡形。
この石垣の上に櫓があったように思えるが、無かったようである。
手前には、本丸内堀がある。
二ノ丸は、本丸と内堀をグルリと囲む形をしているのだ。
↓刎橋門跡

すぐ右には刎橋門(はねばしもん)跡。
本丸から水手門への最短ルートだが、通る時だけ木橋を降ろしたのだろう。
現在は通行できない
。

↓内堀_南東

そのまま内堀沿いに、二ノ丸を反時計回りに進む。
石垣は真っ直ぐ続かず、途中で右に張り出していってる。
一番奥の出っ張りが、東横矢枡形。
↓東横矢枡形

これが東横矢枡形。名前でわかるように、やはりこの上に櫓は建てなかった。
↓厩口門

現在、本丸へ通じる門は二つあり、東にあるのが厩口門(うまやぐちもん)。
馬に乗ったまま通行する
場合は、こっちを使ったのだろうか。

間口が上に広いような気がする。
↓赤穂城公園マップ

上が東の地図。
これを見てもわかるように、全体に縄張りが方形状で無く、多角形で複雑な形でカクカクしている。赤穂城最大の特徴である。
↓厩口門_門扉

潜戸付きの門扉。高さがあるように感じる。
↓厩口門_城内より

2001年復元。それ以前の発掘調査により高麗門である事が明らかとなった。
森家時代には台所門とも呼ばれた。
石垣の最奥に、東北隅櫓台が見える。
↓本丸門から東方向

東北隅櫓台(写真左奥)を経て、西へ。
本丸門の所まで来て振り返りの図。
↓本丸門

本丸門と城跡碑。1996年復元。
1971年国指定史跡。
門に至る通路は、門に対して真っ直ぐでは無い。これは、敵が門を破壊しようとする際、丸太の後ろが堀にはみ出て勢いを付けづらくする工夫だ、とTV
で言ってた。

が、このカメラの位置からならギリで何とかなりそうな気もするが・・・
