↓富士見曲輪からの眺望

富士見展望台からは、おもに千曲川上流方面への展望が開けている。
↓眺望案内図

その名の通り、天候条件が良ければここから遠く離れた富士山
が見えるという。

小諸城は川中島と甲斐との中継地点にあり、上杉謙信の動きを狼煙
で伝達して国元(富士山方面)へ伝えたという。

具体的には、水の手曲輪で狼煙を確認したら、富士山方面から見えるよう狼煙をあげた、という事か。
↓見えない富士山

ズームアップしてみるが雲が多く
、残念ながら富士山は見えなかった。

↓小諸市動物園

富士見展望台のすぐ近くにも白鶴橋という橋が架かる。南の崖を渡ると、小諸市動物園
の西入口へ通じる。


三の門をくぐると、懐古園方面と動物園方面へ道が分岐していたが、こっちからも入園できる。
橋から右側を見ると、かなり高い崖
になっている。

なお、動物園エリアには米蔵など
が建っていたようだ。

↓木谷

白鶴橋から左手。南の空堀は木谷と呼ばれる。
崖ゆえ、動物園の獣の鳴き声が谷にめっちゃコダマしていた。何の鳴き声だろう、カバ

↓本丸南西入口

馬場跡に戻って、いよいよ本丸内へ突入。
↓本丸石垣の上

石垣の上に上がれるようになっているので、早速登ってみた。
ここには櫓的なものが建っていてもおかしくないが、絵図には何も描かれていない。
↓本丸石垣上の道

頭上に注意
しながら、慎重に石垣の上の道を天守台の方へ。

石垣に沿って土塀が建っていたようだが、多聞櫓が建っててもおかしくはない幅がある。
↓カワウソタケか

グロっ

桜の木
にこいつが生えるのは、腐り始めている証拠だという。

↓天守台跡に到着

天守台の上へは、ここから入れるようになっている。
↓天守台上の様子

意外に広い。
ここには仙石氏時代に建てた三層の天守が存在したという。
↓天守台からの眺望

西側の眺望はさんざん見たので、北側を見る。
尖っているのは浅間山の手前の山か。
あそこからここまで溶岩が流れてきてこのような地形になったとか、何か信じられへん。
手前の建物は藤村記念館のトイレ。
↓本丸石垣

天守台は、本丸から少しはみ出している。
東の方を見たところ。
ここの石垣も、かなり高く積まれているように感じる。
↓懐古神社の絵馬

天守台のすぐ脇から、本丸の内側へ降りた。
降りた場所は懐古神社
の敷地内だ。

天神も祀っているので、菅原道真がデザインされた絵馬があった。
↓小諸領境界石標
