唐津城!!!~1/3 | 新・ぷにゅたの城跡フェチ in主に西日本

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車を持たないぷにゅた。ほぼ公共交通機関のみで行く、城・城跡・戦場・墓などをご紹介。

島原半島南端の日野江城から、電車を三本バスバスバス乗り継いで北上上矢印。約4時間かけて唐津駅に着いたのは、午後6時頃。

そのまま予約していた店で、呼子(よびこ)イカ宇宙人、佐賀牛ステーキに相知(おうち)の地酒日本酒で、贅沢に夕食ナイフとフォーク

ご満悦で酔っぱらい照れ、ふらふらしながらも、どうにか唐津城近くの宿まで歩いた。

↓松浦川対岸から見る唐津城
翌日は唐津城の開城時間に合わせて、ゆっくり起床鳥。朝食無しプランなので、近所のコンビニメロンパンで済ます。

↓やや拡大
海に突き出た丘の上に、コンモリおにぎりと。
「日本版モン・サン・ミッシェル」は、ちょっと言い過ぎか。

まわりにビルやら電線が一切見えないのがいいラブ

舞鶴橋より。舞鶴橋は松浦川の河口に架かる橋で、写真右手はもう外海船だ。

こういう地形だと思ってたが、初代・寺沢広高が要害にすべく、地続きだった東唐津との間を分断ハサミ、河口をここになるよう河川工事したという。驚きだ。

↓本丸腰曲輪櫓
腰曲輪に寄る気はさらさら無いので、ここからズームインサーチで済ます。

↓唐津城_拡大
もう少し晴れていればもっと映えるキラキラのだが、この日は曇りがちくもりだった。

唐津城は、標高62mの丘の上に立つ平山城だ。

↓早稲田佐賀中・高校前の石垣
開城時間までまだ少しある。
二ノ丸の方へ少し足を伸ばしてみよう走る人

本丸登城口のすぐ西にある学校。
二ノ丸御殿のあった所で、比較的古い時代の石垣が残っている。

ぷにゅたも、こんな学校に通ってみたかった。

↓二の門堀_北側
そのまま真っ直ぐ西へ。二の門橋まで来た。

町田川から水を引き込んだ二の門堀
それが写真の突き当たりまで続いている。

つまり唐津城の本丸部は、川と堀により、ほとんど島のようになっている状態。

↓時の太鼓
橋を渡るとすぐにある公園に「時の太鼓」

土井氏の時代に初めてこの地に時鐘が置かれ、その後も江戸時代を通じて太鼓や鐘ベルで時を知らせてきた。

この時鐘櫓は、平成四年に再現されたもの。

公園入口は、冠木門スタイルで、二の門の雰囲気のみ再現。

↓早稲田佐賀中・高校_石垣
そろそろ開城時間が迫ってきた。登城口まで引き返す。

戻りながら、先程とは違う角度から石垣を見る。古地図で見ると、着見櫓があった箇所か。

↓唐津城_説明
  • 1608(慶長13)年、寺沢広高により築城。
  • 1647(正保4)年、子の寺沢堅高は江戸藩邸で自殺。お家断絶となり、改易となる。
  • 1649(慶安2)年、大久保忠職が明石より移封。
  • 以降、大給松平氏
土井氏
水野氏
小笠原氏で明治維新

↓舞鶴公園案内マップ
建造物の遺構は無いし、どうやら天守そのものも、建てられた事は無いようだ。

注目は裏手にある珍しい斜めエレベーター。
雰囲気ぶち壊しかと思いきや、ちゃんと考えて目立たない場所に設置されている。

↓登城路
エレベーターは使わず、正面から攻める。
階段の途中にも、見張台かと思える石垣が。

↓総締門跡
しばらく登っていくと、入口は少し右側に折れ曲げられている。案内図で総締門跡となっていた。
二ノ曲輪への侵入は、ここでほぼ食い止められたであろう。

↓二ノ曲輪_石垣
木々に視界を遮られて見落としがちだが、左手を注意して見ると、結構高く積まれた石垣が。

上には土塀も再現されており、もう少しここを見やすいよう工夫したらいいのに。

↓総締門跡を見下ろす
振り返ってみると枡形がより分かる。
また、門の礎石も確認できる。

↓二ノ曲輪入口
階段の登り終わりには、頭上を藤棚が覆うという演出。
咲いてる時期以外は、どうという事は無い。

↓藤の木
樹齢は百年以上。
ヒジョーに複雑な形状をした幹が、生命の神秘を感じさせる。

↓猫三毛猫黒猫が喧嘩していた
近付くと、共通敵(ぷにゅた)から身を守るために一旦休戦し、柵内に移動してから、にらみ合いムキーの図。

↓天守_南東側
4月頃には藤の花が垂れ下がり、綺麗な写真が撮れるスポットカメラ

↓右手には櫓門

↓本丸石垣
バリ高い石垣びっくり。全体に白い石が多い。
黒い石には、各個に白いポチの何はてなマーク
積み直した時の目印か何かかはてなマーク

↓天守台
天守台は、本丸よりさらに1m程高い。
この高石垣の上に五層の天守だから、栄えるわけだ。

↓天守南面と梅の木
遠くからはいい感じだが、直下の曲輪から見ると、やや上の方が詰まって見えるのは、致し方なしか。

↓本丸井戸

↓控え柱

↓天守_南西面
唐破風千鳥破風で容姿端麗だ。

↓天守台_西面
狭間も至る所に見られる。細かい所まで造りこまれてるね~ハート

↓化粧櫓と西門
この狭い門から、本丸へ突入する。

↓帯曲輪の道は通行禁止
この道を通って、北門からも本丸に入れると思っていたが、通行禁止手になっていた。

エレベーターを頭上に拝めると思っていたのに、残念。。

↓唐津城址碑
本丸に着いた。
正面には、やけにでかい城址碑が。
土台の石も、でかい!


つづく。。。