お酒 | 一日一日、ゆっくりと

一日一日、ゆっくりと

 自分に負けず、歩く日々

お酒を呑むのが大好きです(笑)

若いころから、じつによく呑みました。

なんでも呑むし、どんな呑みかたでもOK

一人でも良し、夫婦で仲良くも良し、みんなでワイワイも良し

もちろん美女に囲まれて呑むのも良いだろうが、経験なし(笑)

 

 

若いころは、ときに酒で失敗もしたけれど

さすがにいろいろと懲りて、40代以降は何か 「しでかす」 こともなくなりました。

 

ところが、

お酒との付き合いも、がんの発病で一時は断たれました。

 

がん発覚から手術まではアルコール禁。

術後は、呑んでも美味くない。

昨年6月にインターフェロン治療をはじめてからも

やっぱり副作用があって、お酒を呑む気になれない・・・

時々は酒の席に誘ってもらったりして呑みましたが、そんなに美味くはなかった。

 

ああ、がんになって

お酒とも縁が切れたなあ、と少し弱気になりました。

 

でも

長年お酒に養ってもらったこの身体です(笑)

 

インターフェロンが効かなくなって休薬したころ

夏だったし、ビールを口にしてみると抵抗無く呑めました。

 

お、いけるじゃん、と

久々、夕食の席にビールが戻ってきました。

 

その後、分子標的薬を服用して

さらに強い副作用と味覚障害で、お酒どころじゃなくなりました。

 

でも

長年お酒に養ってもらったこの身体です(笑)

 

昨年12月ころから

美味さはイマイチですが、前向きに生きるため

やっぱり晩ごはんの席にお酒を置こう

そう思って、時々お酒を用意しました。

 

ビールは苦い

日本酒も焼酎もアルコールの臭みを感じる

 

でも、チューハイとかハイボールとか

ちょっと甘めの炭酸入りのものはなんとか呑めました。

 

元どおりの美味しさでないにしても

「晩酌」 の復活は、私を元気付けてくれます。

たくさんは呑めないけれど

食卓にお酒があることで、気持ち的に上向きます。

 

そうまでして呑まなくてもいいじゃん、病気なんだし、

という方もいるかもしれませんが

でも

長年お酒に養ってもらったこの身体です(笑)

 

これでイイのだ

 

 

で、昨夜は

腎がん患者のつどい、avecおしゃべり会の2次会で

himikoさんはじめ、参加したみなさんと楽しく呑みました!

呑める量は人それぞれですが

みんなで料理とグラスを囲み、心から楽しい時間を過ごしました。

呑めることの素晴らしさを実感

生きてる感じ!(笑)

 

お開きのあと、「自主トレ」 と称して、じじまるさんともう一軒(^o^)

サシで呑みました。

 

タバコや炉端焼きの煙が漂う居酒屋の隅で

アラ還のおやじ2人が差し向かいで呑んでいる。

どこにでもある風景だけれど

そんじょそこらのおやじ2人とは違います。

転移腎がん治療中のおやじ2人です!

 

時に笑い、時に涙浮かべ、時に握手し(笑)

病と闘う人生・・・大げさに言うと哲学を交したひと時でした。

 

「がん哲学外来」 とか 「がんカフェ」というのが最近各地で開催されていますが

われわれは 「がん哲学居酒屋」 を実践いたしました。

 

一時、お酒を口に出来なくなって

こんな当たり前のサシ呑みもあきらめていたけれど

こうして、じじまるさんと人生を語って呑んでいる・・・

そんな夢のような時間でした。

 

ちなみに、じじまるさん曰く

お酒は、がん治療を支える 「お薬」 である、と!

 

同感して、もう一杯(笑)

 

もちろんお酒が無くても

こんなふうに集まったり語ったり楽しんだり出来ますけれど

私にとってはお酒でよろこび倍増の一日でした。

 

 

 

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