高齢化とともに高齢ドライバーの事故が問題になっていますね。
老いて、歩くのが不自由になると
バスや電車にも乗れない
だからどうしてもクルマに頼るようになります。
そして事故が増えてしまいます。
いまは重度の認知症で施設に入っている札幌の父も、
介護が必要になる直前まで、やはり自分でクルマを運転していました。
母と二人暮らしだったので、買い物や通院にはクルマが頼りでした。
離れて暮らす私としては心配で仕方がありませんでした。
何度も父に、免許証を返還してクルマを手放すように言いましたが
父は頑として応じませんでした。
そんな父からクルマを取り上げるまでの成り行きを
以前、雑誌に掲載したこともありました。
今となっては、
クルマを巡るこうしたやりとりも懐かしい思い出です。
ところが
そのころを思い出す画像が意外なところにありました。
なにげなく、グーグルのストリートビューで
札幌の実家を見てみたところ
なんと、父の運転するクルマが
わが家の車庫からまさに出ようとする画像が写っていました。
いまは、歩くこともできず
家族の顔も分からなくなって施設で暮らす父。
その父が
ストリートビューの中では颯爽とクルマを動かしていました。
懐かしく、うれしく、ちょっとウルッとする画像でした （＾＾；）
この画像の父と同じく
私の頭髪も、今はすっかり真っ白になっています。
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