トリエステは、スロベニアとの国境にありアドリア海に面した坂の多い街なんですが、
そんなガイドブックのような説明よりも、私をひきつけたのは「トリエステの坂道」
OL時代、須賀敦子さんの「トリエステの坂道」という本を読んで、いつか行きたいと思っていました
彼女の書く文章がとても美しくて、若い頃の私は頭の中に素敵なトリエステがぱ~っと広がりました。
トリエステに行きたい日本人て、たいてい(は言い過ぎ・・)この本の影響があるかも
てか、でないとトリエステなんてイタリアの端っこ注目もしないし、そもそも知らないかも。
そんなトリエステですが、
第一次世界大戦まで長い間オーストリア、ハンガリー帝国の統一下にありました。
第一次世界大戦後はイタリア王国、第二次世界大戦後は「トリエステ自由地域」として国際連合の管轄下にあったそうです。
トリエステが正式にイタリアへ併合されたのは1954年のことです。
そう言われてみれば、なんとなくウィーンぽい気がしました(←知ったからやろ!ですが)