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 刑事博物館の隣に気になるものが。


「阿久悠記念館」  


 リストラーズにハマらなかったら絶対スルーしていた(笑)。阿久悠が明治大学出身だったとは知らなかった。彼が明治大学を選んだ理由は「校歌が好きだから」 こんな人初めて見た… 


 昔は「誰か有名な出身者いるの?」と聞かれた際、大川興業や三宅裕司、ビートたけしくらいの名前しか挙げられなかったが、最近は明治出身の著名人の活躍が著しい。山Pや北川景子、オリラジの藤森… 娘曰く、俳優で声優の津田健次郎さんも明治出身らしい。最近TBSの安住アナウンサーが津田健さんとは隣のクラスだったと話題に出してニュースになっていた。



 館内のガラスケースの中には沢山のトロフィーが。「勝手にしやがれ」や「また逢う日まで」等々リストラーズの動画でお馴染みの楽曲も。作品一覧を眺めているとつくづく手掛けた曲の多さに驚かされる。いわゆる歌謡曲からアニメの主題歌、CM曲、野球の応援歌まで作詞した曲だけでも5,000曲を超え、シングルレコードの売上は6,800万枚で日本の作詞家一位。もうこの人なくして昭和歌謡は成り立たないのでは。  



 大学を後にし、ドラマにもちょくちょく登場していた聖橋へ。何かの工事をしていたため、写真が全く美しくないのが残念。


 その後はずっと行ってみたかった東京復活大聖堂、通称ニコライ堂へ。月曜日を除く13時から16時まだ内部の見学が可能。(10月1日から3月31日までは15時半まで) 拝観料は大人300円、中学生100円。ドーム屋根が特徴的なビザンチン様式の聖堂は、国の重要文化財に指定されている。


  ロシア正教の教会を訪れるのは初めて。異国情緒溢れる真っ赤な絨毯や、ステンドグラス、沢山の燭台。そしてロシア正教ならではのイコン。鮮やかなものから蝋燭のススがついたかなり年季の入ったものまで様々。カソリックともプロテスタントとも全く違う独特な雰囲気。八端十字架を見るとどうしても荒川アンダーザブリッジのシスターを思い出してしまう。



 お昼ご飯は、父のチョイスで神保町駅からすぐのところにあるビアホールランチョンへ。ここの前の道はもう何百回と通っているのにお店に入るのは今回初めて。明治42年(1909年)創業の老舗レストランだったなんて知らなかった。トラちゃんもこの店の前を通ったかも。ここでご飯を食べたかも、とつい妄想してしまう。


 昼間から飲むお酒は最高。


 ビールのお供と言えばソーセージ!


 昨今流行りのふわとろ系ではない、清く正しい昭和のオムライス。卵はバターが効いていて美味しい。中はしっかり味がついたケチャップライス。オレンジ色の液体はお店のオリジナルドレッシング。販売もしている。


 油断すると口の周りが真っ赤になる昭和のナポリタン。ノスタルジーを感じる濃厚なケチャップ味で、こちらもとても美味しかった。



 お土産はSTYLE’SCAKES&COでケーキを購入。食べログ百名店にも選ばれた、タルトとキッシュのお店。平日なのにお客さんがひっきりなしに訪れ、結構売り切れてた。


 個人的にここのタルトとキッシュは都内一美味しいと思っている。残念ながらキッシュは売り切れ。




 父もいつまでこうやって元気で歩けるのかわからないし、良い冥土の土産になったかな。  



 阿久悠記念館訪問記念に、この曲を。





 

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