昭和52年、第19回レコード大賞受賞曲。
白いスーツを身に纏い、帽子を投げる仕草がキマッているカッコ良いジュリーがとても印象的。
タイトルは1960年に公開された「勝手にしやがれ」というフランス映画に由来するらしい。
リードボーカル : 澤田さん
澤田さんが歌う沢田さん。
リストラーズYouTubeでの視聴回数はGet Wildに次いで2位…だったのだが、最近レベッカのフレンズに抜かされて3位に。レコーディング音源が使われているので、音声が非常にクリア。ややエコーがかかっているような響きが魅力的。
スパーンと勢いのある草野さんの歌声が映える前奏。そしてその声を最深部から支えるベースの重厚感。
澤田さん、コーラス時と違って、力強さと色気全開、フルスロットル! 厚みがあり良く響く声は聴いていて本当に気持ち良い。
「カバンに詰め込む」仕草がやたら女子っぽいのは、カバンに詰めているのが女性だから?
「少しは格好つけさせてくれ」の斜めに構えたドヤ顔がたまらない。
「出て行ってくれ」吐き捨てるように歌うこともできただろうに、澤田さんの歌い方は男の諦めや悲しみが滲む。
「あ〜あ」の部分はジュリーファンの間では〝壁塗りポーズ” って呼ばれていて、ライブでこの部分になるとみんなジュリーに合わせて同じ動きをやるんだって。
それ以外にも「夜というのに」の加藤さんとのハーモニーは綺麗だし、「ワンマンショー」は力入りまくりだし、最後の「Thank you」はイケボで心臓に悪いしで、見どころ聴きどころしかない。男らしさ満載と思いきや、振りの手の動きが何気にキレイなのもポイント。
後半の振りが6人6様で面白い。
リストラーズの動画全般に言えることだが、最近の韓流アイドルみたいに振りが一糸乱れずきっちり揃うという事は決してなくて、振り付けは決まっているものの各人の個性がダダ漏れなところがすごく良い。おかげで何度も見て何回も楽しめてしまう。
ラスト、曲の余韻もそこそこに、さっさと立ち上がり電源を落とす上村さん好き。
昭和の男は嫌なことがあったらバーボンのボトルを抱いて夜通しレコードをかけるのね。
嫌なことがあるとストゼロの缶を抱いてスーパーの半額刺身を食べながら朝までYouTubeを見ている令和のダメ人間からすると眩しい程イカしてます。
昭和最高!
この曲はリストラーズのCDにも収録されている。CDについてはこちらから。
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