白菜 | しらさぎ二郎のブログ

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写真、しらさぎ家のお料理、マンガ。この分野を中心に楽しくてタメになるブログを目指します。

 

 

 

 

 

 

 

 

最近、我が家では白菜丸ごと一つは使いきれなくなってしまいました。

スーパーでは4分の1に切った白菜を売っています

 

 

 

 

 

すごく大きい白菜を見つけました。

 

 

それは数年前の事、群馬から帰る途中のSAで物凄く大きくて

みずみずしい白菜があったので買ってきました。

 

 

わっ〜   おもたい

 

 

 

その時の料理を紹介します。

 

 

 

 

星辣白菜(ラーパーツイ)

 

白菜の芯の部分を使った辛味の利いた甘酸っぱい中華風の漬物です

 

 

 

作り方

 

白菜の芯の部分を切りって拍子切りにします

塩と水少々をかけてしんなりしたら

 

軽く水気を切って砂糖と酢をかけて・・・

 

 

フライパンにサラダ油と胡麻油で赤唐辛子を中火で熱し

焦げ目が出てきたら

味付けした白菜の上に熱いうちにかけます。

 

 

味が馴染んだきたらいただけます

 

たくさん作っておけば常備菜になります

 

 

 

星白菜の浅漬け、塩昆布あえ

 

 

 

先ほど作った辣白菜の葉の部分を千切りにします

 

 

 

 

ボールに入れ塩をしてしんなりしたら

軽く絞り、塩昆布をひとつまみ入れてあえ

ごま油、レモンのしぼり汁をかけます

 

 

最後にレモンの皮の千切りをトッピング

 

 

 

星餃子

 

 

 

 

作り方

白菜を数枚をさっとゆがいて細かく切り

ひき肉、ラード、すりおろし生姜、塩少々で味付けし

 

 

市販の餃子の皮で包んで焼き色をつけ

水少々を入れ蓋をして蒸し焼き

 

 

 

 

 

星白菜とホタテのクリーム煮

 

 

ホタテと白菜をバターで炒めて小麦粉をふり牛乳、コンソメを加えて

クコの実をトッピング

 

 

どれも美味しそう〜

 

 

 

星白菜と豚肉、キクラゲの煮込み

 

 

 

醤油、酒で味付けした豚肉に片栗粉をまぶして揚げ

キクラゲと白菜を味付けして煮込んだ中に入れ

最後に片栗粉の水溶きでとろみをつけます

 

 

 

星八宝菜

 

豚肉、えび、うずらの卵、白菜のほか野菜たっぷり

 

 

 

 

 

あれ〜

自分で書いていて不思議なのは

 

全部中華料理です

(白菜のクリーム煮も広東料理)

 

 

 

   う〜ん

          どうしてだろう

 

 

 

それはね

 

日本に白菜が入ってきたのは日清戦争以後

栽培されて庶民の家庭で使われるようになったのは

大正時代になってから

日本に昔からあった野菜ではなかったんですね。

 

 

    え〜

          知らなかった

 

 

 

 

 

 

でも今ではキャベツ、大根に続いて

3番目に人気のある野菜になりました。

 

 

日本の家庭では

 

 

 

星おあげと白菜の煮物

 

 

湯どうした油揚げと白菜を出汁で煮ます

私が子供の頃からの家庭料理です

 

 

 

星白菜のミルフィーユ鍋

 

 

豚の三枚肉の薄切りと白菜を交互に四、五枚重ねて

5センチほどに切り鍋に沿って敷き詰め

顆粒だし、水、酒 塩を入れて蓋をし、火にかける

シンプルですがとても美味しいですよ

 

これを食べたら良い出汁が出ているので

水少々と残りご飯ネギの小口切りを入れて煮込み

最後に溶き卵を入れると美味しい雑炊ができます

 

 

 

 

 

 

星冬においしくなる白菜はほかの鍋物にもよく使われています

 

 

  西洋料理には使われてないの?

 

 

 

そう、西洋料理ではあまり聞きませんね。

では私、しらさぎさちこが勝手に作りましょう。

 

 

 

星バーニャカウダはいかが?

 

 

バーニャカウダはイタリア北部のピエモンテ料理

西洋料理には珍しい鍋料理です。

 

バーニャはピエモンテの方言で「ソース」

カウダは「熱い」

だから熱いソースという意味です。

 

 

名前のとおりニンニクをオリーブオイルで煮てアンチョビーを加え

熱いソースに野菜をつけていただきます。

 

 

バーニャカウダに使われる野菜は本場では

アーティチョークの一種でカルドと呼ばれるものを使います

 

 

日本では手に入りにくいので我が家では白菜を使っています。

 

 

カルド?

聞いたことないなあ

 

 

野菜はそのほかパプリカやセロリ人参などなんでもいいのですが

さつまいも、じゃがいもは火を通しておいく

 

野菜を食べた後は最後に残ったバーニャカウダに卵を入れてまぜ

それをパンにつけて食べる

日本の〆の雑炊のようですね。

 

 

バーニャカウダは昔、農民が手軽に手に入る野菜を使って

家族や仲間で鍋を囲んだ料理だとか

ピエモンテはイタリアといっても北に位置し寒い地方です。

鍋料理があるのもわかる気がします。

 

 

 

 

 

スタースタースター

 

 

以上が7年前の我が家の白菜料理です

 

 

 

大きな白菜丸ごと3日で使い美味しくいただきました。

 

これもあの頃はコロナ騒ぎもなく

友人を招いてよく一緒に食事をしたので使い切れたのですが・・・

 

 

 

 

 

 

長々とお付き合いいただきありがとうございました

 

 

 

 

 

 

料理、文;しらさぎさちこ

イラスト;しらさぎさやか

写真;しらさぎ二郎