「人身御供(ひとみごくう)」は本当にあった!?(ヤマタノオロチの正体とは?) | 白川葵の開運秘伝 神社仏閣超不思議紀行

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教派神道の神職の資格を持つ占い師のブログです。
出雲大社の系列の巫女を経て、大学の神道学科へ。
算命学・気学・西洋占星術・タロットを習得し、占い館や催事出演で延べ2万人の方を鑑定。
テレビに地上波で50回以上出演。雑誌へも執筆・掲載多数。

こんにちは~晴れ

 

出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。

教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です絵馬 キラキラ

 

本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。

初めての方も、よろしくお願い致します。

 

 

神仏に祈りを捧げるときにはお願い

お供え物を献上しますが、

 

お供え物は、

通常は、

お米やお酒日本酒

野菜や魚ですにんじん

 

しかし、

古代には、

人間にとって、

もっとも大切なものが

供えられ、

それは人の命でした汗

 

つまり、

生贄(いけにえ)ですあせる

 

生贄なんて、

本当にあったのか?えー

思いますが、

 

生贄の風習は、

世界中に見られ、

日本でも、

自然災害を神の祟りと雷 台風

とらえていたので、

神の怒りを鎮めるために、

生贄を捧げていたのですお願い

 

いわゆる「人身御供(ひとみごくう)」なのですが、

この風習が記されているのが、

 

あの

ヤマタノオロチの神話ですヘビ

 

高天原を追放されたスサノオが、

出雲の地に降り立つと、

 

この地の

肥川(ひいかわ)上流の波

鳥髪(とりかみ)において、

老夫婦と美しい娘が泣いているのに出会います。

 

老夫婦はおじいちゃん おばあちゃん

山の神である

オオヤマツミの子供で、

アシナズチ、テナズチといい、

 

 

スサノオが話しを聞くと、

元々は

娘が八人いたものの

年に一度、

高志国からやってくる

ヤマタノオロチによって、

一人ずつ食べられてしまったと言うのですチーン

 

娘のうちの

一人として残ったのが、

スサノオの前で泣いているえーん

クシナダヒメでした。

 

夫婦は、

もうじきクシナダヒメも食べられてしまうと、

泣いていたのです。

 

ヤマタノオロチは、

一つの胴体に、

八つの首と、

八本の尾を持ち、

目はホオズキのように赤く、

体にはヒノキや杉が生い茂り、

長さは八つの谷と、

八つの峰に及び、

腹にはいつも血がにじんでただれている

異様な姿の怪物です滝汗

 

 

話しを聞いたスサノオは、

クシナダヒメとの結婚を条件に、

ヤマタノオロチの退治を承諾します。

 

クシナダヒメを

櫛(くし)の形に変えてクシ

自分の髪に刺すと、

家の周囲に、

八つの門を設けた垣根を張り巡らせ、

門ごとに

強いお酒を満たした日本酒

桶を置くように

アシナズチと

テナズチに命じたのです。

 

クシナダヒメを

櫛にしたのは、

 

櫛はクシ

「奇し」「霊(くし)び」が語源とされ、

古代人は、

櫛を魔除けとしてキラキラ

特別視していたのです。

 

この計略に、

ヤマタノオロチは引っかかり、

 

姿を表したヤマタノオロチは、

酒を飲んで泥酔し酔っ払い

眠りに落ちますぐぅぐぅ

 

そこにスサノオが現れ、

ヤマタノオロチを

十束剣(とつかのつるぎ)でナイフ キラキラ

ズタズタに切り刻んだのです。

 

 

この

ヤマタノオロチの怒りを鎮めるために、

娘たちが犠牲になるエピソードには、

 

古代には、

「人身御供」が本当にあったことが、

うかがえるのです真顔

 

それでは、

ヤマタノオロチの正体は?というとうーん

 

「八つの谷と、

八つの峰」という部分から、

 

山々の間を流れる川でないか?キョロキョロ

推測されるのです。

 

「ヤマタノオロチが村を襲う」とは、

川の氾濫によって波

村が被害を受けることの比喩で、

 

スサノオが降り立った

肥の河は、

現在の島根県・斐伊川(ひいかわ)とされ、

 

この地は、

古くから

たたら製鉄業が盛んでした。

そのため

多量の木炭が必要で、

森林を伐採したことで、

よく洪水が起こったそうなのです波

 

 

それで、

当時の人には、

河川の氾濫が、

大きな蛇が暴れるように見えたのでは?ヘビ

いえるのです。

 

 

又、

スサノオの妻になった

クシナダヒメは、

「奇稲田姫」と表記されることがあります。

 

スサノオがクシナダヒメを助けたのは、

河川の氾濫で被害を受ける波

稲田を守ったことを

意味しているのでは?ともうーん

取れるのです。

 

さらに、

この神話は、

古代の豪族の

抗争の記録ともされていますメラメラ

 

ヤマタノオロチが襲ってくるのは、

「高志」という国ですが、

 

「高志」は、

八世紀以降は、

「超国」と呼ばれていた国で、

現在の

山形県庄内地方から

北陸地方に至る

日本海に面した地域です真顔

 

この地域と出雲の国が、

朝鮮や中国との

交易上のライバルで、

その対立関係が

ヤマタノオロチのヘビ

神話になっているとも

いえるのです真顔

 

 

参考記事

 

 

 

 

 

それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございましたニヤリ

 

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