こんにちは～
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
敷居は、
部屋と部屋を
区切るもので、
引き戸を滑らせるために、
床に取り付けられた
溝やレールを刻んだ
木材ですが、
実は、
敷居には、
様々な霊的な意味があります
敷居を境に、
内側が家で、
向こう側が外と
捉えられ、
敷居は、
内と外を区切る
結界であると
考えられました。
そして、
「境」である
敷居という健具は、
「家そのもの」の象徴と、
なりました
それなので、
家に入ることを
「敷居をまたぐ」と言いますが、
これは、
家のシンボルである敷居を
踏むと
失礼になり、
祟りがあるとされたからです
もちろん、
自分の家だけでなく、
他人の家も同様で、
他家の敷地を
踏み付けることは
そこの家を
踏み付けたり、
家の主人の頭を
足で蹴るのと
同じ行為とみなされていました
又、
敷居を枕にすることも
忌まれており、
病気になる、
親が死ぬ、
悪霊に憑依されるとも
伝えられています
それと、
「敷居が高い」という言葉があります
これは、
今では、
「高級過ぎて、
何となく入りにくい
お店」のような意味で
使われますが、
本来は、
「不義理や
失礼なことを
してしまったので、
訪れにくい家」を指します
そして、
古来は、
権力者の
鎮座する場所は、
高く作られており、
高みから、
庶民を見下ろすのが、
慣わしでした。
高さは、
権力者に「聖性」を与え
庶民に対して、
聖なる統治者と
無力な庶民との
「違い」を認識させていたのです。
そして、
その境には、
敷居があり、
敷居は、
権力者が
統治をするための
装置でもありました
「敷居が高い」という言葉には
そういう意味も
含まれています
参考記事
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
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