こんにちは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
今日は、私がある有名な紫陽花寺で体験した怖い話です。
今の時期は、紫陽花が見頃ですよね
私は今年は、まだ紫陽花スポットは訪れていないのですが。
毎年、紫陽花のキレイな神社やお寺に行っています
紫陽花は、花や色の種類が多くて。
花の名前だけでも、本当に色々ありますね
テマリピンク・ピーチ姫・コンペイトウブルーのようなかわいい名前や。
ティンカーベル・ヒミコ・紫式部とかの妖精さんや人の名前。
ラピスラズリのような石の名前、夏の雪・夏祭り・万華鏡・歌合せとかの和の名前・・・など。
花の種類の名前を見ているだけで、ワクワクします
とっころで。
私は、十代の頃から、神社仏閣巡りが趣味というちょっと変わったコで
高校生のときとかも、休みの日に、日帰りで神社やお寺に行ったりしていました。
たしか、高校二年生のときのちょうど今位の季節だったのですが。
都内近郊の紫陽花で有名な、ある寺院をひとりで、訪れたことがあるのです・・
当時は、花を観賞することよりも、神社やお寺の波動を観察したり、拝殿や摂社の前などで、
「ここに、本当に神様や仏様がいらっしゃるか・・」みたいな検証()をすることに関心が深かったのですが
せっかく、紫陽花の季節に来たのだから、とその寺院の山門をくぐったのです。
そこは、青い紫陽花で、有名なところで
参道は人であふれていましたが、山門のすぐ奥の入場券売り場に進もうとすると。
「ここに、入りたくない・・」との気持ちが、突然湧いてきたのです
「でも、せっかく来たんだから・・」と、思い直して、入場券を買い。
行列のようになっている参道の最後尾に付きました。
参道の両脇も、鮮やかな青い紫陽花がびっしり植わっていましたが
なかなか、参道を進むことができず。
紫陽花と、人の頭とを交互に見ているうちに、人いきれにウンザリしてきて。
「やっぱり、ここの拝観は見合わせた方が良かったのか・・」と、何気なく右斜め前方を見ると。
私は、そのまま固まってしまいました。
青い紫陽花の群生の数メートル奥の。
大木の枝に・・。
黒衣のお坊さんみたいな人が・・・・。
首に縄のようなものが掛かって、ぶらさがっているのです
「黒い着物のお坊さんが、くっ、首吊り自殺をしている・・」
怖くなりましたが。
もっと、怖かったのは誰も、すぐ近くのその黒衣の僧侶のことを騒いでいなかったことです。
「もしかして、あれが視えているのは、私だけ・・」
と、嫌な汗が背中にびっしょり出て来て
「と言うことは、あれは、生きている人ではなく、ここのお寺で自殺をしたお坊さんの自縛霊・・」
と、もうそちらを見ることができなくなり。
大木から顔をそむけていたのですが。
ようやく行列が進んだので。
お参りもそこそこに、お寺を飛び出しました
帰宅後に。
「何で、あんなものを視たのか・・」
と、思いましたが、超常現象には本当によく遭遇していたので
しばらくすると、そのことは忘れてしまいました。
その数年後。
自宅でテレビを見ていたら、あれっと思うようなニュースが流れたのです。
それは、あの黒衣の僧侶を視た紫陽花寺の現住職が、自殺をしたというものでした
でも、ニュースでは、「自殺をした」と、いう内容だけでどういう形で亡くなったかには、ふれていませんでしたし。
住職の顔写真とかも、出てこなかったし、あの黒衣の僧侶の亡霊()も、顔立ちまでは分からなかったので。
私が視た黒衣のお坊さんは、住職の未来を予知する光景だったのか
あるいは、あの寺院の自縛霊で、住職はその霊に憑依されて亡くなったのか
それとも、私が視たものと自殺には、何の因果関係も無かったのかは、分かりません。
ただ、私は、あそこに二度と足を踏み入れていませんが。
青い紫陽花で有名なあの観光寺院には、今も連日多数の人が訪れています
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。
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