こんにちはー、白川葵です
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さてさて。
もうすぐ、春のお彼岸ですね
今年は、3月18日が彼岸入り、21日が春分の日で彼岸中日、24日が彼岸明けです。
お彼岸といえば、お墓参りですが、今日の記事はお彼岸にお墓参りをする理由についてです。
これは、地球の赤道をそのまま天に上げた「天の赤道」と太陽や月、木星、土星、火星、金星、水星などが通る黄道がずれていることに由来するのですよね
天文学的に言うと、23度26分ずれています
つまり、太陽が東から昇って西に沈むと言っても、常に真東から昇って真西に沈むのではない。
真東から昇って真西に沈むのは、春と秋のお彼岸だけなのですよね。
古代の中国人は、この天の赤道と黄道のずれに気が付いていたのですね
お彼岸の原理は、仏教が来る遥か前に中国独自の土着宗教である道教から生まれたとされています
日本に仏教が入ってきたのが6世紀頃ですが、前後して天文学や暦学も輸入されており、平安時代の終わりから鎌倉時代の始め頃から日本人らしいお彼岸が行われるようになったようです。
(本場の中国の彼岸祭りは、夜通しお祭りのように先祖の霊を慰めたりしますが、日本のお彼岸は密やかなものですよね)
さてー。
この黄道を古代の人は、太陽・月・五惑星の通る道として崇めていました
今の人は、「何で崇めるの?」と思うかもしれませんが、昔の人は星を神様として身近に感じていたのです。
黄道と天の赤道が交差するお彼岸にお墓参りに行くことは、星(=神)と地球上の人間とが交差することです。
天地人の融合と言うか、普段天にいるご先祖さまと、大地の一角のお墓というスペースと、お参りに来た家族と一体化するのです
これは、宇宙と人との融合であり、お彼岸にお墓参りをすると、天へのパイプが通りやすいので、先祖が最も成仏しやすいことを示します
(お墓参りに行かれない方は、仏壇で供養なさっても大丈夫です)
お彼岸は春も秋も七日間あります。
この七日間に一日づつ担当する神様がいるのです。
神様というのは、黄道にいる星達のことです。
まず、第一日目は金星の神様が担当します
第二日目は水星の神様、そして第三日目は太陰、つまりお月様が降りてきます
第四日めは中日で、七日間のちょうど真中になります。ここは太陽の支配する日になります
第五日めは木星の神様、六日めには火星の神様
、最後の七日目には土星の神様が降りてきます
このように、七日の中に黄道を通過する星が全部入ってしまっているのです。
惑星には、天王星、海王星、冥王星がありますが、暗くて肉眼では見えにくいので昔の人は気付かなかったようです。
この七という数はお七夜とか、人が亡くなったときにも使われます。
まず、人が亡くなると初七日という考え方があります。
これは七つの星を一日づつあいさつをするという考え方から来ています
そして、大きなあいさつということで、七つの星を七回あいさつすることで、完全になります
つまり、七×七=四十九ということで、四十九日を中有といって、死者があの世に旅立つ日とされ、この日に納骨されることが多いですよね。
お彼岸には春と秋の二つがありますが、春のお彼岸を陽祭、秋のお彼岸を陰祭といいます
陽祭と陰祭は、厳密に言うとお祭りの仕方が違うのです。
例えば、お供物でも春のお彼岸はこれから暖かい方に行くので、なるべく簡素なもので暑い中でも食べやすいものを上げると良いのです。逆に秋のお彼岸ではなるべく保存食のようなものを上げたり、栄養価の高いものを供えるのが吉です
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。
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