みかんちゃんの事でご報告があります。
保護時の健康診断で肺に腫瘍がある事は前にお伝えしましたが、その検査結果のご報告です。
結果は悪性、肺癌でした。
それもかなり悪性度が高いものだそうです。
代表副代表とも相談し、みかんのご家族募集は断念する事になりました。
そして、一番大切なこれからの治療ですが。
腫瘍を取り除くには手術しかありません。
でもみかんの場合、腫瘍の悪性度、腫瘍の大きさ、推定年齢から手術を受けても予後は悪いと診断されました。
今回の検査等でみかんの年齢は8歳は超えているそうです。みかんは歯がとっても綺麗なのでセンターでも若い年齢の判定になったのだと思います。
大学病院や腫瘍専門の病院で診察をお願いしたら、わずかな可能性に期待して手術を勧められるかも知れません。
正直凄く悩みました、最初にレントゲンを見た時から、覚悟はしていてずっと頭の中にありました。
ネットで犬の肺癌を調べに調べて、
手術をした症例やその後の経過なども調べました。
でもやっぱり、みかんの場合は手術を受けさせる気持にはなりません。
みかんの今までの犬生、8年なのか10年なのか、幸せとは言えない日々だったと思うんです。
なら、これからの時間、生活の質を落とさずワンコとして普通の生活を、普通だけどみかんが知らなかった生活を1日でも多く過ごさせてあげたい、
病気との辛い闘いだけで終わらせたくないと思いました。
我が家にいても特別の事は出来ないけど、
この部屋でみんなでごちゃごちゃ寝て、わいわいご飯を食べて、わしゃわしゃ頭をなでなでされて、のんびりお散歩して。
そんな生活ならさせてあげられます。
代表の千エ乙きぬママにも何度も相談しました。
代表はいつも「まきさんがみかんに一番いいと思う方法を決めてあげて」と言って下さいます。
でも、私の思いも千エ乙きぬママの思い全く同じでした。
それは保護犬だからとか、預かりっ子だからとかではなく、私がサラの時に、代表がきぬくんや乙女ちゃんの時に、向き合って来た想いと同じものです。
だからと言って、もちろん何も治療しない訳ではありません。
少しでも進行を遅らせる為に、先生も副作用の少ないお薬を考えて下さっています。
その為にもうひとつだけ、CT検査を受けさせて頂きます。
肺の腫瘍が原発巣なのか、他の癌からの転移巣なのか、それによって今後の治療が変わるからです。
ラッキーな事だってあります!
犬の肺癌はかなり進行するまで症状が出ないので気づくのが遅くなるそうです。
でも、みかんは健康診断でまだ症状が無い時に見つかりました。
保護っ子になったから、アグリっ子になったから、今の段階で見つけられました。
みんなでわいわい生活する時間はまだまだあります。
今はめちゃくちゃ元気だし、食欲もバッチリだし、お散歩もルンルンです。
もう、みかんには「がんばれ!」の言葉は使いません、きっと今まで凄く頑張って生きて来てると思うから。
これから頑張るのは私、仮父にも助けて貰ってみかんの幸せの為に全力で頑張ります。
でも、やっぱり、本当の家族を見つけてあげたかった!! こんな良い子なのに!
悔しいです、、
みかん、ごめんね、
長々とまとまりのないブログになってしまい、すみません。
何日も前から書いたり消したりしてました。
これからも、みかんの我が家での生活をブログに書かせて貰います、
どうぞみかんを見守ってあげてください。
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