新刊本「第2の進路指導」がAmazonからも販売が開始されました。
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離職転職の急増、ジョブ型雇用の導入など、高度経済成長期に固まった、[高卒・大卒→正社員→結婚→定年退職→年金生活]、を「標準」とした生き方が明らかに崩れてきています。本書では、この「転換期」に求められる、単なる「学校選択指導」ではない新たな進路指導を「第2の進路指導」として論じてみました。
第1章では、「第2の進路指導」とはどういったものなのか、またそれが必要になってきた社会的背景について述べます。本書では、「第2の進路指導」とは「自由と権利の指導」であるとし、「自由」とは国の経済政策や、多数派の生き方に同調をせまる「圧」からの自由であり、「権利」とは個人として「幸せになる権利」であると考えています。
第2章では、
1.要求を実現させる権利の教育
2.情勢分析力と見通しの力(メディア・リテラシー)
3.自治の指導
といった3つのテーマを主軸にして、「第2の進路指導」をどう指導・実践していくのかを具体的な実践例を示しながら提案してみました。
第3章では、教職経験者15人に取材をして、それぞれのキャリアストーリーとセカンドキャリアについて具体的に紹介しました。子どもたちの多様な未来、そして夢を受け止めて励ます教師自身のキャリアもまた、転換期であることの真実を15人の教師たちの取材記事としてまとめてみました。
解説は、大東文化大学教授の松田洋介さんにお願いしました。松田さんは本書を以下のように評してくれています。 「塩崎さんは、本書を通じて、自分の人生は自分の好きなように生きていいのだと、子どもたちに響くようなやり方で呼びかける方法を手を変え、品を変え、提示しようとする。「第2の進路指導」とは、まさに自由と権利にもとづく人生をつくろうという、子どもたちへの呼びかけなのである」
教育関係者だけでなく、幅広いみなさんに、楽しく学べる本になっています。 どうぞ、お気軽にお求めください。
(*ᴗˬᴗ)⁾⁾