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Nouvel an chinois


「旧正月」





日本人にとって


あまり馴染みのないイベントだったけど


私が海外に住むようになってから、中国人の友達からお誘いが増えたのであります。




チャイナ・タウンと呼ばれる、マンハッタン南、カルティエ・シノワと呼ばれるパリ13区、


各国点在する中国をはじめとし、ヴェトナム、カンボジア、台湾、そして韓国の人たちが


旧暦の正月(1月22日~2月19日までを毎年移動するらしい)、


年に一度大騒ぎ、大盛り上がりを見せます。




これはロンドンのチャインナ・タウン


ムギュムギュと前のみ進みます。




爆竹もあちこちから


龍もあちこちから




わっしょい、わっしょい


いろーんなものが飛び出してくる。




そんな大騒ぎの中、


人ごみの嫌いな私たちは(なら、行くなというツッコミはなしね。)


日も暮れかけた頃、早々にレストランへ退却してしまいました。




お正月っておごそかに行うものじゃないのね~。


いやー、中華パワーおそるべし中国国旗





入ったレストランは、お祭りがあった13区ではなく


第二のチャイナタウンと言われる、パリ北東部ベルヴィルです。



「飲茶できるところあるだよ。チャイナアル


と、気のいい中国人の友達からの強いススメで、前から気にはなっていたところ。




早い時間に行ったのに、中は、もうすごい人で


席に座っても


メニューが来るまで15分、オーダー取りに来るまで更に15分


カラカラに乾いたのどを潤すために頼んだ青島ビール(チンタオビール)が来ること15分後・・・・。





「あのね、今日、こっち側のホールは僕一人なの。手が足りないのね。」


と聞きもしないのに、お客みんなに泣き付く様に言うウエイターのおじちゃん。


わかったから、ビール・・・。




そんなこんなで、イライラするのも疲れて


ぼーとしていたら


おおっ!!


噂の飲茶ワゴン!!


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早速、ワゴンを押すお姉ちゃんを呼びとめ、なかの蒸篭(セイロ)を物色~ニコニコ


ひとつひとつが結構大きかったので、


すでに注文している他の食べ物のことも考えて、2皿に我慢。



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なかには、たっぷりのしいたけ、たけのこ、豚のひき肉~。


ジューシー、ジューシー、あつあつで香辛料がホワーンと香ってくるのがたまらーんべーっだ!


ホフホフ言って、あっという間にたいらげました。




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これ、やばいっす。


本当に美味しかったです音譜


えびのすり身なんだけど、プリプリ感に感動。


アンカケになっていて、なんとも上品な味がいいです。




こんなに美味しくって、一皿4.5ユーロなんていい感じよね~。




そして待ちに待った私のメイン。


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豚肉と、ピータンのおかゆ 8ユーロ




上にのったバクジーと、ダシのきいたおかゆ


ピータンとおかゆ


豚肉とおかゆ


もう、色々な組み合わせて、味がころころ変わって、それがまた楽しく


でも濃くのある深い味わいのおかゆ。




これ、リピート確実ですグッド!




しかし、とっても量が多いので4人くらいで分けたほうがいいかも。






フーは、なぜかいつも通りの鳥の炒め物。


つまらないので写真なし。




お店をでるころには、満員御礼。


さっきのアタフタおじちゃんは、更にアタフタしていて、ロボットのような変な動き方になっていて大変そうでした五月女風6





旧正月、異国のお祝いに便乗するもの楽しいもんですなおいしい




ナイフとフォークNew Nioullaville(新牛水車飲食中心)


32 rue de l'orillon 75011


01 40 21 96 18


11h30-15h , 19h-1h













MANGA



「マンガ」




みなさんのバイブル的、マンガってありますか?



私にとってそのマンガと言えば





これ



じゃじゃーん





アンソニー、テリー、ニール・・・みなしご、そばかすキャンディーが、すっかりモテモテ女性になって行くその様に


勝手に自分の夢を大きく想像してニヤニヤしてたわ~(爆)






お金のない小学校時代、



週末にもらえる100円のお小遣いをためて



古本屋で全9巻そろえたな~。






そんな私のバイブル、キャンディー・キャンディーが懐かしくなって、


ついつい熱弁をしてしまった、ある晩餐。


「私も好き~!!」


叫び声に近い喚起の声で言ったのは、近くのカレッジ(中学校)に通う13歳のローラ。


友人夫婦の娘さんなんですが、本日は特別に大人の会へ参加でした。






意外なところから、こんな声が聞けたのでビックリ嬉しい。


「なんでキャンディー・キャンディー知ってるの?」


と聞く私に


「だって子供の頃見てたよ。」


・・・・・えっ?ってか、ここフランス。いがらしゆみこさん、いつからフランス進出?






ここ、フランスでは本当にマンガ大流行。


JAPAN EXPO (フランス語です。) 」というコスプレ、マンガ大イベント(昨年は12万人の動員数)をはじめ


今や本屋でも、一角を牛耳るその大きな存在




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文学書、旅行分野、絵本、ときたらマンガコーナーがどどーんと。


全て日本のマンガをフランス語に翻訳してあります。





普通、欧米の本は左から開いて読むんだけど


日本のマンガにいたっては


ご丁寧に


「右から読んでください。」


と左を開いた人用に書いてあるのでございます。



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フランスで大人気の


日本文学を代表する川端康成も、村上龍も、吉本ばななも


みーんな左開き、欧米システムにいやおうなしに翻訳されているのに


マンガだけ、とっても日本のシステムに忠実に尊重にされてるのは


なんで????




ま、そんなことは置いておいて


結構フランス人、誰でも知ってる人気のあるマンガはこちら




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やっぱりね~




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そりゃそうでしょ~





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「アシタ ノ ジョー」って・・・。


フランス語訳できなかったのかしらん?







その他にも、ナルト、シティーハンターや、ナナなど少女漫画も人気炸裂です。





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お隣の閲覧コーナー(って、なわけない!!みんな座り込んで読みふける・・・)






シティーハンター話が通じ合った私たち夫婦。


「りょうさんがさあ~。」


と嬉しそうに意気込んで、どれだけ彼がセクシーかを語り始めようとしたとき


「誰?」


と、フー。


「いや、誰って、主人公のりょうさんよ。」


とあきれ返って、腰に手をあてて教えてあげる私。





「あ~らら~(首を振りながら)、それって、ニッキーだよ。 おばかさん。」





・・・・誰ですか?ニッキーって??





フランスでは、シティーハンター主人公冴場獠の名が「Nicky Larson」、かおりが「Laura Marconi」と変更。


北条司さん(シティーハンター作者)、


なぜに国境なきマンガにしてくれなかったんですか?


おかげで、あの顔にどっちの名があっているかの討論の末、ふてくされた私は夕食を食べそこねましたぇーー;






ま、そんな夫婦間の問題は置いておいて


私の感想として、


フランスではやってるマンガって、髪の毛とかバリバリにたってて、服装も極ミニスカートとか、


コスチュームが目立つもののような気がするな~五月女風18





こういう系。






ま、フランスの若者に能や歌舞伎などと、


伝統文化とはいえ、こむずかしい日本文化を面白いと思ってもらうには無理があるけど、


今や彼らにとって日本日本国旗


「経済大国」ならぬ、「マンガ大国」




japan expo




コスプレもどんどんやってやります。(フランス人、顔がはっきりしてるから似合っちゃうんだよな~。)


そんな感じで今や日本人はコスプレ、マンガ好きというレッテルが貼られつつあるフランス。


もしや、日本人皆、アキバ系だと思われてないだろうな・・・叫び




JAPAN EXPOより。


みんな、これで行き帰り電車のりますチョキ

Ile de france blue



寒い寒いフランスからです。


晴天少なきパリ、たまに見える薄いゼリーのような青い空は


「Ile de france blue(パリのブルー)」


と呼ばれるそうです。






そんな昨日、日本から旅行中の


ほっこり笑顔ほっこり作家志望 さんご夫婦とお昼ご飯しました。


私のブログで気になっていたと言ってくれた、ここ で。






なんか、居心地のいいあったかい空気をかもし出す二人に


寒空の空気もすっかり忘れてしまい、


たまに雪が舞う曇り空の下、気がつけば、お喋りしながら5時間も歩き続けていた・・・






気持ちのいい楽しい時間、そんな時間はたつのが早すぎて、


いっぱいの名残惜しさを胸に二人とバイバイ。






なーんかポカっと胸に寂しさが残ってしまって、


元気づけに


今晩は昨日買っておいた特売の牡蠣にしよーっと決めた。






たぶん、うちで食べるのは今シーズン最後かな・・・?






牡蠣、25個入りで12ユーロとお得~グッド!






殻をむくのは、フランスでは男性の役目。フフフ


フーさん、がんばれ~!!


と、すでに一杯目の白ワインに口をつけながら口だけ応援団の私SAYUニコ男




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本日のお供は、こちら


白ワインJean marie Strubbler SYLVANER


少し炭酸系の辛口、アルザスワインです。


俗に言う安ワイン(3ユーロほど)なので、フーにブログにのせないでくれ~と言われたのですが、


安くて美味しいものほど紹介したい!!私であります。




フーが、ガツガツと殻剥きにいそしんでいる間


私は、ソースの準備係。




レモンレモンをかけて頂くのも定番中の定番で、とっても美味しいんだけど


私はこれも好き



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1、ワインビネガーにエシャロットのみじ切りをいれる。(私は多いのがすき音譜


2、塩、コショウ少々





以上!!


簡単でも、これがうまい~!!


ビネガーソースが、しみこんだエシャロットだけをのっけて食べる人は、ちょっと通ね きゃはっ♪ナイフとフォーク



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一杯目のワインも終わりかけたところで、じゃ、いただきま~すナイフとフォーク






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パン屋で買ったときには、入れてもらった袋が蒸気でしわくちゃになるくらいホッカホカラブラブ


家まで待つなんて・・・・無理っす。






フランスへ旅行に来られた方によく質問されるこの光景。


「なんで、買い物袋に入ったバゲットが折れているんですか?」






バゲットを小脇に、颯爽と歩く買い物帰りのフランス人。


あの香ばしい匂いに我慢できず、ついついつまみ食いした結果なんです ぇーー;


よーく見てください、ホントに皆ちょこちょこ食べてますから。

一口食べると止まらないですよべーっだ!


でも夕食の分は残して置くように、気を使ってくださいね(←経験者)






というわけで、本日買ったパンも美味しかった~ドキドキ


外はパリパリ、中はモチモチです。


それにサンマロの濃厚バターをたっぷりぬって・・・・ああ、幸せ。






なんか、最近食べ物ネタばかりですみません。


ま、食「文化」と言いますから、これも文化紹介という事でちゃんちゃん