日々の選択に眠る魂 | 日本トレーナー協会代表理事のブログ『もっと身体の声を聞こう♪』

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ワンピースで読み解く、日本の真実の歴史。その2分の1

 

私たちは学校教育で、真実の歴史を教えてもらっていない。テレビや新聞も、真実を知られると都合が悪いのか決して報道しない。ウォー・ギルド・インフォメーション・プログラムそのままに、日本人を陥れるために、戦勝国が作った歴史をそのまま受け入れている。政治家も歴史学者もそれを正さないし、指摘しない。

 

誰でも『この人はどうして日本という国のカタチを、こんなにも必死で考え、守ろうとしているのだろう』と思うような人を見掛けたことがあるだろう。そう思う人と思えない人の大きな差は、真実の歴史を知っているかどうか、の差によるところが大きい。きちんと問題を知らされていなければ、同じ解答に至る筈がない。議論するにも、きちんと議論の前提となる条件を知らされていなければ、議論が噛み合う筈がない。きちんと知らされれば『ああそういう事だったのか』と理解できるし歩み寄れることもある、というのは前の章で書いた通りである。

 

 

 

また『この人、上司も部下も関係なく、私利私欲もなく、自分の正義や道徳にだけ忠実で、自分を貫く人だなぁ』という人間にも出会ったことがあるだろう。いざという時に、金や権力におもねず、自分を貫けるかどうか、は、自分に誇りを持てるかどうかに掛かっている。それもまた真実の歴史を知っているかどうかに大きく左右される。日本人が行ってきた数々の功績、また自分の命を捨てて、女性や子供たちを守ろうと死んでいった人たちの魂を知れば、不義理なことをしてはならない、金や権力に屈してはならない、弱いモノを叩いてはならない、威張ってはならない、偉くなろうなどとは思ってはならない、誇りを失ってはならない、という力が、自然に働いてくれるのだ。それが“『J』の意志”である

 

 

何年もの間、日本の中枢に居座り、それぞれの世界を守るために牽制し合い、隠していれば国民はどうしようもないだろう、という態度が、そしてそれを全員が黙認している全体の空気が、私には物凄く気持ち悪いし腹立たしい。ルフィが天竜人を殴り飛ばしたように、全てを引っ繰り返してやりたい気持ちでいっぱいになる。

 

ただルフィやスポーツや音楽のライヴのように、瞬間的に沸騰し、発散されるエネルギーは、革命に近く、血を伴う。それは出来るだけやらない方が良い。一方、読書や講演は、読む人、聞く人、見た人の、記憶の奥底に小さく刻まれ、その人の生涯に渡って働き続ける。そして日々の生活の中で意思決定をする時に、また人生の節目で重要な決断を下す時に、日本の未来を明るくする方に力を発動させる。重ねて言うが、それが“『J』の意志”である。

 

戦前、戦中、戦後において、世界の国々に対し、名もなき日本人が行った数々の功績を知れば、日本に生まれ育ったことを誇りに思うだろう。そして自分の命を投げうって戦ってくれた人たちの「あとは頼む」という想いに応えなくてどうするどんっという気持ちに自然となってしまう。そういう感謝の気持ち、自分も何かしなければならない、という“『J』の意志”が、その一人の人生において、日本の未来を明るい方へ導くよう突き動かす。

 

ひとりひとりの選択は小さい。しかし、国を想う1000万人が、それぞれ愛国心を持って過ごした10年後の日本と、国なんてどうでもいい、自分だけ楽しんだらいい、という1000万人が自分勝手に過ごした10年後の日本と、どちらに住みたいか? どちらが世界と渡り合える国になっているか? と考えれば、私は明らかに前者の方だと考える。 

 

 

人間一人が発揮できる力はちっぽけである。しかし“『J』の意志”を内に秘めた集団が、日々の暮らしを積み重ねていった10年後20年後の力と変化は計り知れない。“『J』の意志”を貫こうとすれば、時として孤独を感じることがあるかも知れない。しかし、日本には必ず“『J』の意志”を持って、同じように戦い続けている仲間がいる。多くの日本人の中に息吹いている。先祖代々、脈々と受け継がれてきた、その日本人の魂が一体となることを、日本人と戦った組織は恐れているのだ。