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ドコモでは、技術と通信の力によって、「言葉にできないこと、目には見えないものまでも伝えたい」という思いのもと、多くの人々の豊かな生活の実現をめざし、ドコモが開発する人間拡張基盤を活用した、味覚・嗅覚・触覚など五感のすべてを共有できる技術の研究・開発に挑んでいます。
新CMは、ドコモが開発中の味覚共有技術「フィールテック」によって、 “味覚”を共有できるようになった、ちょっと先に訪れるかもしれない未来を紹介する内容となっています。テレビで彦摩呂さんが「旨みの宝石箱や〜!」と食レポをする様子を見ていた綾瀬さんが、ドコモの「フィールテック」によって実現した味覚を共有できるスプーン型デバイスを使って、彦摩呂さんが味わっている味覚を自宅で共有。おいしさに驚く様子を描き出します。
防衛省は6月28日、防衛力強化に必要な技術分野などをまとめた「防衛技術指針2023」を公表した。各省にまたがる研究開発を安全保障政策に生かす初の包括的な指針で、人間の脳と機械を直接つなぐ「ブレーン・マシン・インターフェース(BMI)」やバリア技術など最先端技術を活用する方針を示した。
BMIは脳内の神経回路を走る電気信号を読み取って機械を動かすなどの技術で、1人で大量のドローンをコントロールすることなどを想定。電磁波を使ったバリア技術は、大量のドローン攻撃に対処することなどを念頭に置いている。立体ホログラム投影技術も示し、「架空情報をあたかも現実かのように見せる能力」の獲得も目指す。
データを持たなくても仕事は増える
――海外事業では特にスマートシティに注力しています。手応えは。
(2018年に受注した最初の大型案件である)アメリカのラスベガス市でNTTが採用された理由が、(カメラやセンサーなどの)セキュリティソリューションで集められた街の中のデータについて「市が持つべきでしょう」と言ったことだ。市としてもデータは市のものであり、住民のものであるという考え方だった。
実はここでもGAFAが広義の競争相手になっている。彼らにとって、データは自分のものであり、(広告などで稼ぐため)ビジネスモデルがまったく違う。入札時の競合は開示されてはいないが、競合企業はすべて「データをくれ」と言ったと聞かされた。(受注してから)2年経つが、結果的にラスベガスの中では仕事がどんどん増えている。
――NTTとしては、データを持たなくてもシステム構築や運用に徹することが競争力につながると。
そう思っている。グーグルの関連会社がカナダでスマートシティを進める話も結局流れてしまった。彼らはデータを何かに加工して売っている。さらにGAFAの強大化が問題になっている。(アメリカ政府のような)公権力が規制しようとするのは、個人のデータをすべて集めることに皆が恐怖を持っているからだ。
われわれのようなビジネスモデルは、サイバー空間での「自由民主主義」なんですよ。これが本音。映画『ターミネーター』に出てくる「スカイネット」のような世界(特定の誰かが情報を握る監視社会)にさせないために、われわれが必要なんじゃないかと思っている。
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