■太極気功18式の期待する効果、効能その4

神経系統の協調能力を強める

突然の不幸な知らせを聞いた時、めまいがして、立ちくらみ、サーっと血の気が引いて手足が冷たくなり
脱力感に見舞われる。
これは、過度なストレスが神経の通常のバランスをおかしくさせ、様々な問題を引き起こすのです。


●自律神経の働き
 自律神経は、交感神経と副交感神経からなり、健康な人は動態平衡を保っている。
 過度なストレスがかかると、交感神経が興奮し、身体に異変を来す。

自律神経・・・自分の意思とは無関係に働く神経。
 ∟交感神経・・・主に緊張や興奮状態の時に機能する神経。
   ・心拍数-増加
   ・血圧-上昇
   ・呼吸数-増加
   ・発汗-抑制
   ・胃腸の働き-抑制
 ∟副交感神経・・・平常時や、心身ともにリラックスしている時に働く神経。
   ・心拍数-増加
   ・血圧-上昇
   ・呼吸数-増加
   ・発汗-抑制
   ・胃腸の働き-抑制


いずれの働きも活発になりすぎると、内臓や心身に様々な症状があらわれる。


●自律神経の調節の役割を果たす呼吸

息を吸う時には、交感神経が優位に立ち。
息を吐く時には、副交感神経が優位になる。

深い呼吸をするとアルファ波(α波)→シータ波(θ派)により、セロトニンが分泌されリラックスする。
浅い呼吸をするとベータ波(β波)でることでイライラする。

※セロトニンは、爽快感、不安感を拭い去り、ストレス緩和や痛みを抑える。浮き沈みない平常心をもたらす。



太極気功十八式を練功すると、心身ともに安静になり、リラックスできて
悪い連鎖反応を断ち切れるようになり、健康の回復及び増進に繋がります。


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