出版社社長が、自費出版の営業を受けた話
先日、このようなメールをいただきました。
※少し消してます
このような自費出版の営業をされている出版社があることはもちろん知っていますが、送り先のことを本当になにも見ていないとは、けっこー衝撃でした。
僕は自費出版の営業を出版社から行うことを嫌っていて、出版社を立ち上げた理由も「自費出版の営業が嫌だったから」で、さらにそのことをブログで書いているにも関わらず、「千葉さまのブログを背景させていただき・・・」ときました。
念のため前提をお話すると、自費出版の営業をすることが悪いとは全く思わないし、そこに価値があると思って書き手もご契約されるのであれば全然OKだと思います。
あと、ここでは「共同出版」と書かれていますが、それは名前だけであって、中身は自費出版だと思います。
たぶん当たってると思います。
あくまで、「僕は」というスタンスですが、このようにブログを読むことすらせずに、あたかも「あなたのブログに興味あります」のような雰囲気を出すのは本当に止めていただきたいと思いますし、止めたほうがいいと思います。
「出版社なんてこんなもんでしょ」と一括りにされるのがとても嫌だし、出版の価値が下がる。
実際そういった目で見ている方は少なくないので。
あとね、こういった類の営業に対して、「これどう思います?」という相談がけっこーくるわけです。
相談だけならまだしも、中には後悔される方もいて、それを全く関係ない弊社(アメージング社 )にぶつけてくる方もいます。
本当に胸が苦しくなるし、なんだか申し訳なくなります。
なので、営業するにしても、本当にブログを読んだ上で営業してほしいし、どの辺りに興味を持たれて、正直にどういった出版方法なのか、それくらいの誠意は必要なのではないかと思います。
よろしくお願いいたします。