戦前日本:選挙権・被選挙権もあった内地居住の朝鮮人(5) | 舛添要一オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 戦前日本で、在日朝鮮人に選挙権も被選挙権もあったことを示す当時の新聞記事を紹介する。福岡県の図書館で、マイクロフィルムで解読したものである。資料は雄弁であり、先入観や偏見を打ち砕いてくれるが、これまで一部の例外を除いて、なぜ日本や韓国の歴史家はこのような事実を調べもしなかったのか。

(1)「市内在住鮮人 有資格者調べ  二百四五十名」(『門司新報』1929年7月24日):門司市の選挙権を持つ朝鮮人の数

(2)「朝鮮文字で書いた投票も有効と決定 きのう地方長官に通達 内地移住の朝鮮人・・有権者10万を超ゆ」(『福岡日日新聞』1930年2月1日):内務省がハングルで候補者名を投票用紙に書いてもよいと通達。

(3)「鮮人や印半纏の職人さん」(『福岡日日新聞』1930年2月21日):朝鮮人有権者が投票している風景。

(4)「下関最初の鮮人候補」(『門司新報』1933年4月7日):下関市会議員選挙に初の朝鮮人候補。