解散総選挙に関する舛添発言(19):10月16日〜10月19日 | 舛添要一オフィシャルブログ Powered by Ameba

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10月16日:都は築地市場の豊洲への移転を来月9〜10月とする案を提示した。私が都知事のときに決めていた時期から2年遅れだ。私や都庁職員の反省点は拙著『都知事失格』に記したが、私は安全宣言を出しており、あれほど大騒ぎする必要はなかったのだ。結局は時間と金の無駄使いで、五輪開催にも黄信号が点る。

10月16日:昨日の毎日、今日の産経新聞の情勢調査では、自公が3分の2という大勝、希望の党はさらに失速して立憲民主党以下の議席という結果。選挙には空中戦と地上戦がある。前者はマスコミ利用で風に乗る。後者はどぶ板選挙で支持者を固める。前者は寒い雨の影響やポピュリズムの特色から不首尾。後者は着実。

 

1017日:今日は、東京新聞が選挙情勢調査を掲載。自公圧勝、希望失速、立民躍進という傾向は不変。また同紙の都内世論調査では、小池都知事の国政政党党首との兼任については、反対が61.7%、容認は17.4%。当然だ。このような都民の意見も、希望の党の失速に繋がっている。4日後の有権者の審判は?

 

10月18日:台風接近で投票率が気にかかるが、期日前投票が随分と増えている。政党も政策もよく分からないので投票に行かないという若者がいる。これは突然の解散総選挙、政党所属が変わる候補、にわか仕立ての政策などが原因だ。小池代表が希望の党を立ち上げたのはわずか3週間前、ポピュリズムの代償は大きい。

 

10月19日:選挙情勢調査では、自公で3分の2に届くという。これに他の改憲勢力を加えると、改憲の国会発議が可能。しかし拙速主義は避けるべきである。立憲主義を堅持することは当然だし、9条改正にしても戦力を持たないとした2項を改正し、ここに自衛軍を持つことを明記したほうがよい。王道を歩むべきだ。

1019日:Abeam Timesに、15日(日)に放送されたAbemaTV『ウーマンラッシュアワー村本大輔の土曜The NIGHT』での私の発言が紹介されています。

https://abematimes.com/posts/3115980

10月19日:今日、日経、読売が最終情勢調査、自公大勝、立民躍進、希望はさらに失速。傾向は変わらず。明後日が投票日。政党の公約をもう一度読むこと。根拠なき甘い言葉に注意。たとえば議員定数削減、実は人口比で日本は先進国の中でも議員数は少ない。教育無償化も財源は?ポピュリズムのつけは国民に来る!