解散総選挙に関する舛添発言(12):10月04日 | 舛添要一オフィシャルブログ Powered by Ameba

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10月4日:小選挙区制の弊害。一人しか当選できないので、政策そっちのけで風に乗る。人気のある政治家の党から出馬する。中選挙区制だと5人通るので、何党であれ、優れた政策を掲げる候補の当選が可能となる。かつては、派閥ができる、カネがかかるなどの問題があったが、小選挙区制よりはよい。検討しよう!

104日:派閥はカネとポストの配分単位、親分を総裁(首相)にするために団結。金権選挙に。しかし、大平正芳が「切磋琢磨」と表現したように、政策など競争してよくした。田中角栄が失脚すると「クリーン」三木武夫が首相になり、イメチェンで自民党再生。今の安倍一強とは大違い。中選挙区制がよい理由。

104日:中選挙区では5人当選するので、「三角大福中」という5大派閥ができた。選挙区の定員数と派閥数が同じになる。自民党の中で、派閥間で争うからカネがかかる。しかし、ハト派からタカ派まで政策幅の広い国民政党、総括政党(catch-all-party)となり、長期政権を維持できたのである。

104日:小池代表の排除の論理:都知事の私がヘイトスピーチを厳しく批判したのは、人種や国境を越えた平和の祭典であるオリンピックを開催する都市で、排外主義が跋扈してはならないからである。ダイバーシティ(多様性)を旗印に掲げる希望の党が実際に行っていることは、ナチスまがいの選別の論理である。

10月4日:小池代表の排除の論理:希望の党のある機関(ガバナンス長)がナチスの親衛隊やゲシュタポに似ているという指摘です。http://buzzap.jp/news/20171002-kibou-governance/ … 私が「選別の論理はナチスまがいだ」と言った通りです。

104日:IOCが求める五輪費用1000億円の削減には、東京都・国・組織委員会、そして地方自治体との協力関係が不可欠。私が都知事として苦労して築いてきた良好な協力関係が、過去1年間ですっかり壊されてしまった。政治家の人気取りパフォーマンスのために、2020年東京五輪を失敗させてはならない。