解散総選挙に関する舛添発言(8):9月29日 | 舛添要一オフィシャルブログ Powered by Ameba

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9月29日:「排除の論理」:希望の党の細野議員が、野田・菅の両元首相には「新党に参加するのを遠慮いただく」と発言。1996年夏、民主党結成時に鳩山由紀夫が武村正義や村山富市に言ったセリフと全く同じ。当時と同様な「排除の論理」である。細川内閣以降の悪夢の歴史を繰り返してはならない。

929日:「排除の論理」:希望の党の小池代表が「『リベラル派』は排除する」と明言しているが、保守の自民党に比べれば、民進党は皆「リベラル派」ではないのか。また、細野議員の元首相排除発言については「総合的に考える」という。豊洲はじめいつも難問には「総合判断」と言って逃げるのが小池流のずるさ。

929日:「排除の論理」:希望の党の綱領に「寛容な改革保守政党を目指す」とある。リベラル派を排除して、どうして「寛容」かつ「改革」なのか。関東大震災の朝鮮人追悼式の追悼文を取りやめた小池都知事が、民進党と合流してよいのか。「排除の論理」、自分の好みで候補者を決めるのは、独裁者の手法だ。

9月29日:読者の質問(民進党離脱者が希望の党の公認を受けた場合でも民進党の政党交付金が使えるか?)への答え:民進党は希望の党へ無制限に寄附(カネに色はついてないので、その原資が政党交付金であっても)できます。そのカネを希望の党が使うのです。法的には問題はありません。

9月29日:民進党へのアプローチはカネ目当てです。希望の党の小池代表は、カネを民進党・自由党に頼るのです。組織・人員は連合と組んで労組員を使います。政策など関係なし。私も政党の党首でしたが、カネと組織で苦労しました。自分の人気とバーターにカネと組織を手に入れる、計算高い怖い人です。

9月29日:「排除の論理」:『闘う文豪とナチス・ドイツ』から引用・・「長年の功績をたたえられた者たちも、ナチス体制にふるいにかけられ、無用、もしくは『有害』となれば容赦なく棄てることを要求される」。「ナチス体制」を「小池百合子」に変えると、現在の状況となる。ナチス研究が役に立つ嫌な時代だ。

929日:小池新党による国政・都政の混乱。私の至らなさが発端の都知事辞任で今の事態を招いたこと、改めて反省し、世のため人のために努力します。国会議員・大臣・都知事の経験や学者としての研究などを基に、皆様に判断材料を提供していきます。北朝鮮や刹那的ポピュリズムから日本を守るための戦いです。