解散総選挙に関する舛添発言(2):9月22日〜9月25日 | 舛添要一オフィシャルブログ Powered by Ameba

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9月22日:<選挙>:2%の壁。政党要件は、5人以上の国会議員か、又は直近の衆院選か参院選の得票率が全国で2%以上である。投票数が5000万票であれば100万票以上必要であり、これを獲得するのは容易ではない。政党になれないと、政党交付金も交付されない。政党政治を基本とする発想である。

 

9月23日:<選挙>候補者の準備:まずポスター用の写真撮影、イメージが大事、上手いプロにお願いする。街宣車(レンタル)の手配、目立つが華美すぎないように。ポイントはマイク・スピーカー、高価でも高品質なものを。聴衆が演説を聴き取れないようでは駄目。政策を作りビラを印刷。選挙事務所探し。

923日:都知事と国政政党代表の兼任:法的にも物理的にも不可能ではない。私は両者のポストを経験したが、まずいずれの職も多忙を極めるので時間的に厳しい。また、都知事では、国会の国家基本政策委員会に所属して党首討論を行うことができない。さらに、政策的に都政と国政が対立するときには矛盾する。

 

9月25日:国政政党は国の基本である憲法についての姿勢を明らかにすべきだ。改憲なら、その憲法草案を提示して欲しい。それもせずに党首の人気のみで選挙を戦うというのなら、それは有権者を愚弄すること甚だしい。政党は政策が命だ。

9月25日:ポピュリズムの日本。小選挙区制は危険すぎる。一人しか当選しないので大衆迎合に。それが自民党や民進党から小池新党に走る議員の背景。中選挙区制復活を考えるべきだ。かつては派閥の弊害が指摘されたが、安倍一強よりも派閥間切磋琢磨の自民党のほうが健全。完全比例代表制では不安定になりすぎる。