前半戦終了総括 | 昭和育ちの令和リーマン

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日常生活、歳を重ねるごとになくなっていく趣味、それでも愛するべきは広島東洋カープ、何とも言えないディープなことからまったく役立たないことまで語っていこうかと思います

昨日でプロ野球の前半戦は終了しました。早いものですね。さて、前評判がメチャクチャ低かったカープですが、47勝38敗、勝率.553で2位フィニッシュ。成績については100点と言っていいです。多分カープファンでこの成績に不満を抱いている人は少ないと思う。出来すぎと言ってもいいくらい。特に前半最後5連勝で終わりましたが、内容も良かった。全て接戦のゲームでしたし。相手のミスから得点するところは非常にいい点の取り方。相手チームへのダメージが大きいんですよね。そんな気分いい状態で球宴休みに入れるのは、精神衛生的にも素晴らしいw恐らくDeNAファンはイラつきが半端ないでしょう。巨人ファンもか。

 

さて、前半ここまでを振り返ってみます。

 

まず、何が良かったか。結果的には新井監督が良かったんでしょうね。あと多分藤井ヘッドがいい仕事しているんじゃないかな~と・・・推測ですが。以前から言われていましたが、他球団の血を入れないとダメというところで、いいカンフル剤になったと思います。

 

ちなみに監督は変わったが選手は特に変わってないんですよね。例えば昨年秋のドラフトで獲得した選手ですが、正直戦力になっていないです。何人か即戦力扱いがいましたが、結果的にここまで生き残れている選手はゼロ。昨年と違う選手だとデビッドソンくらい。あとは開幕から秋山がいるってことでしょうか。なので、大きな上積みはない。デビッドソンも特段打ちまくっているわけでもないし、マクブルームに至ってはマイナスになってしまった。

正直打線に関しては力は落ちていると思うんだが、ここまでは投手力で勝ってきていますね。ここ数年の課題だったリリーフ陣が特に改善されてきたと思います。栗林は誤算だったけれど、代役に矢崎が入って、8回も島内が固定されてきた。このあたりもターリー含めて試行錯誤していたところ、だんだんと形が出来ていきました。前半最後は少々疲れも見えてきたけれど、ちょうど休みが入って良かったです。しかも彼らは球宴メンバーではないですからw栗林も復活してきて、ここに中崎、大道、ケムナとまずまずのメンバー。あとは左腕だよな~。戸根か塹江か森浦か・・・・う~ん・・・ってところ。

投手運用では、昨年と比べても引っ張らないことが指摘されていますね。スパッと交代させているのがいい結果になっていると。佐々岡の時は確かにやたら引っ張って交代が遅れることはよく目についたな。これもヘッドが捕手出身なのがあるんでしょうか。コーチ陣も全体的に繋がりと言うか、共有出来ているように見えます。雰囲気が良さそう。

 

もう1つ変わった点は、盗塁が増えたことね。正直開幕直後は去年までと変わってね~とか思ったけれど、だんだんと違いが出てきています。でも個人的にはもっと盗塁増やしてほしいと思うくらい。最終的には3桁目指してほしいんだがな~。

 

手放しで喜んでいるようですが、正直不安もたくさんあります。今は結構うまくいっているけれど、やはりどうしてもピンチになる時が来ると思うので、そうなったときの対応ですね。連敗したり、打てなくなったり、あるいは投手が連続でKOされたりとか。そこは新井監督の手腕に期待します。思えば開幕はいきなり4連敗からスタートだったかな?ファンは始まっていきなり連敗だから、文句ばっかり言ってたと思うがw監督は毎回前向きなコメント出していたし、それを結果としてここまで残してきたので、もう監督を信じるしかない。

何よりも今年見ていて気分いいのは、監督とヘッドコーチが選手と同じように喜んではしゃいでいるところね。そこに一体感あるな~と。最近はこんなに感情出す監督いなかったもんな~。ブラウンは結構吠えたりしていたけれどw

 

それから残り試合ですが、遠征頑張った甲斐あってホームゲームの方が多いです。これプラス材料。あとはやはり右打者をもう少し強化したいですね。マクブルームが去年版になってくれるだけで凄いプラスになるんだがな~・・・。

 

後半戦も楽しみにしています。