う~ん、どうもな~と思うニュースです。
刑法改正で、現行の懲役刑と禁固刑を廃止して、新たに拘禁刑を創設するとのことです。目的としては現行だと更生の時間が不足しており、刑務作業時間を再発防止へ時間を宛てることが目的。
しかし・・・どうでしょうか。これだけでは上っ面だけしか変わっていないように思えます。
では、拘禁刑になり再発防止策を受刑者に宛てたのに、結果的に再度犯罪者となってしまった時どうするのでしょうか。また拘禁刑で再発防止などと甘いことを言っているのでしょうか。
一度目ならまだしも二度目はないくらいのことを並行して考えないとちょっとな~って思いますね。
もっともこの部分だけ考えてもダメなわけで、例えば現行の裁判制度があまりに古い法律に基づいており、しかも前例がないからとかってことで判決は甘々だったり。このあたりは海外から見てもかなり遅れをとっているのではないでしょうか。
それからやはり一番は被害者へのケアー。酷い犯罪に巻き込まれて裁判をして損害賠償が認められても、支払い能力がない、加害者がシカトしたり逃げられたり、音信不通になったとき泣き寝入りになる。これではあまりにも被害者が気の毒すぎないでしょうか。
一方で加害者は刑務所の中で守られて生きていたり。もっと被害者に対して救済措置を手厚くしてほしいし、加害者に対しては厳しくするべきでしょう。
税金とかお金のこともそうですが、どうもこの国は国民の思いとはずれている感じがします。国民の思いに応えるように、いい方向へ向けて議論してほしいのですが・・・。つくづく残念な国だな~と思いますね。