タイトルはワイドビューひだと言う特急列車を語っていますが、物語全体を見ると、ひだの話はあくまで序章であり、犯人の目的はもっと違うところにあります。
まあ、それは良いとして・・・
まず冒頭の入りなんですが、三行広告の尋ね人欄なんてそんなにも気にするものでしょうか?wまあ十津川は警視庁の警部であり、過去にそういったことを利用した犯罪者がいたとの前提なのでアレですが。
ご都合主義なわけではないですが、十津川の目にとまったことでこれから事件に繋がります。
さてそうこうしているうちに事件が起こっていくわけですが、ちょっと途中からあまりにも強引な展開になっている感じが否めない。まあいつものことなんだが、ダイナマイトのくだりとか。
さらにJRの脅迫に対して、否定するJR側。二度目あるよって十津川自信満々で、二度目発生w今度は向こうから相談にくるよみたく、その通りwヲイヲイそんなもんですか。
ここから犯人と警察の心理戦が始まります。なかなかこのあたりは面白いんですが・・・。ワイドビューひだはもはや過去のもの、このあたりになると出てくるのは新幹線だったり、ブルートレインだったり。
最後の最後ですが・・・読んだ人はどう思います?危なくないですか?w十津川無茶しすぎかと思いました。
時代は国鉄からJRに民営化された時期です。そういったことも想像しながら読むとまた楽しめるかと思います。