先日の教室時、ある樹の枝を抜きたいと先生に相談したのですが、『しんしさんが抜きたいと思う枝は、ほぼ抜いて正解です。』と言われました。
嬉しい(笑)
では今日の盆栽です。
小品に作り変えている津山檜です。
まずは、双幹の基本。
子幹の一の枝を、全体の一の枝に見立てる。
そして子幹の二の枝を、全体の三の枝に見立てる。
だから双幹は、親幹を子幹側に傾けるのが基本。
(私が勝手に言っているだけです(笑))
で今日の本文ですが、子幹の二の枝をどうするか・・・・・・。
親幹に全体の三の枝になる枝があるので、基本的に子幹の二の枝は必要なくなる。
ただ、子幹が一の枝だけになると折角の双幹樹形の良さが消える気がするんですよね…。
逆に子幹の二の枝だけを全体の三の枝に見立てる選択肢はないです。(親幹が淋しすぎる)
悩む事かれこれ2年。
おそらくこの結論は今年も出ないと思います。
あとは正面問題。
少し右に振るか・・・・・。
理由は左一の枝の前側の枝が強すぎる。
『前に習え』みたいに突き出しているのが問題なんですが、これは切るかな。
たまに、前に突きだして枝作る方居られますが格好悪いと思います。
横から見るとかなりおかしいです(笑)。
最後は4000円?(だったはず)で購入した改作前の画像です。
以前から言っておりますが、今から作るなら石化檜より津山檜だと思います。