小さく作る | しんしの盆栽初心者日記13年目

しんしの盆栽初心者日記13年目

盆栽の楽しさを皆さんに知ってもらいたく。
日々の作業、盆栽の成長を記録としてブログに綴っていきます。

日本では植物を鉢に植え付けて作る物に対して、盆栽と鉢植えと二つの言葉で表します。

盆栽は小さく作るまたは締めこんで作るとよく言いますが、幹の太さに対して小さく作るのが基本の形ではないかと私は思っております。

 

幹に対して、枝は細く・葉張りは小さく・樹高は低く、鉢は小さくそして薄く。

これが盆栽の基本。

そしてこれの究極が盆栽展示会。

展示会を極める事は盆栽を極める事と同じ。

 

小品盆栽も後一年程で樹高20cmの高さ制限がやってまいります。

今のうちに締め込めれるものは少しでも小さくしていきたい。

もちろん鉢も同じで出来るだけ小さな鉢に入るように根の処理をしていかなくてはならない。

2年前の雅風で使った黒松は、底の部分はこれ以上薄く出来ないまで削ってありますが、前後に各1本の大きな太根が有るが故に奥行きのある鉢が必要になってしまう。

これさえなければと思う反面、太根が抜けなかったんだろうなと納得してしまう部分もあります。

 

さて、これから植え替えシーズンに突入していきますが、締めこむ予定の樹がかなりあります。

植替えに関しては以前も書いたようにかなりの数こなしていますのである程度は一人で出来ますが・・・。

さすがに黒松だけは怖いかな。

 

この樹もかなり締めこんで樹高10㎝のミニになりました。

あとは鉢が間口11センチありますので9.5㎝の鉢とさらに締めこみます。

ま、これが本当の盆栽ですね。

間違っても鉢植えとは違いますのでお間違いなく。