12月の教室でカエデの葉張りが大きすぎると先生より指摘を受けましたが、真柏は及第点と言った感じでした。
杉葉が有る状態であのレベルの剪定は駄目だとの指摘は受けましたが、それ解って作業していますのでね。
正面の位置や枝の回し込みについての指摘はございませんでした。
針金が少し緩いと言われましたが問題なし。(笑)
この位傾けたほうが、足元の細さを修正できるだろうとの事。
真柏は足元が細く見えない位置を正面にする事が鉄則です。
何故かと言うと、水吸いの部分しか太くならないので。
後での修正は皆無です。
それから小品盆栽の鉄則。
足元は樹高の半分が理想。悪くても樹高の1/3は欲しいです。
葉張りは樹高の1.5倍弱 大きくても1.8倍ほど。
この真柏の足元は5.5㎝ほどなので、理想の樹高は11㎝。
流石に11㎝は無理がありますので12~13㎝で納めたい。
よって葉張りは18㎝と言った所ですね。
ちなみにこれは、あくまで雅風展レベルの樹で考えております。
そう言った樹に興味の無い方はお好きにどうぞ。
もちろん、そうでない樹もありますよ。
山木の頭を取り木で取った、舎利は細いが木目と動きが凄まじい樹が。
何本か見てきましたが、100万は下らない代物です。
畑素材で迫力を出すならまずは太い事。
これが絶対です。
来年の秋までには、さらに削り込んだ舎利・神に本性の葉をもった12㎝の真柏になるはずです。
で、売りまーす!(笑)
これは樹高20cmで作っている真柏ですが、足元は6㎝強。
私の他の真柏と比べると、すごく貧弱に見えます。
雅風に出した樹と比べると〇〇に見えるレベルです。
だから太らせて迫力が出るようにしているんです。
両側に水吸いが無いと太りは非常に遅くなります。
水吸いを1本にするのはそれ以上太らせる必要が無くなった時。
なのであと20年ほどですかね。