完全に調子に乗っていました。
『ほら、俺すげーだろー!』みたいな感じで。
見事に鼻っ柱をへし折られましたよ。
先日、自慢げに投稿した楓ですが・・・・・。
『葉張りがデカすぎます。』
『右も左も前も後ろも』
と大作先生に言われました。
って、全部じゃん・・・・・・・・・・・・。
『で、どうしますか?』
そんな事言われたら素直にお願いするしかないですよね。
『お願いします・・・・・・。』と、私。
『この樹は70㎝の卓で飾る大きさの樹です。』
『80㎝の卓の樹と同じ大きさで作ってしまうと、幹に対して葉張りが大きくなり、樹が小さく見えてしまいます。』
『切り戻しが、全く足りません!』
撃沈です。
ま、初心者ですので気を取り直して頑張ります。(笑)
私が思う、幹と樹高の関係。
足元は樹高の半分が理想。
先日、青樹展で大臣賞を取ったクニオの爺さんの中品黒松です。
理想です。
細い樹をクネクネさせて足元太く見せても、所詮は誤魔化しただけで、見る人が見れば駄木にしか見えない。
物の本質は、本物を見た時に分かる。
展示会に出せる樹とはそう言う事です。
ちなみにこのカエデ
『雅風展では使えませんよ』と。
使えるようになるには更なる持ち込みが必要ですね。(持ち込んでも保証はないですけどね。楓のレベルは高いので。)
ちなみに作業後。
枝の太さ、間延び、その他改善する事が多い樹ですが、この樹は何とか展示会で使えるまで作って行きたいと思っています。(笑)