挿し木から50年 | しんしの盆栽初心者日記13年目

しんしの盆栽初心者日記13年目

盆栽の楽しさを皆さんに知ってもらいたく。
日々の作業、盆栽の成長を記録としてブログに綴っていきます。

大好きなF先生達が主催されている盆栽展示会にお邪魔してきました。

大好きな盆栽を前にしてのおしゃべりは超楽しい。

とても有意義な時間を過ごしてまいりました。

次回もぜひとも伺いたいですね。

 

では展示品の中より。

挿し木から50年。

挿し穂を2歳と考えれば樹齢52年。私より年上ではないですか。

一度も晴れの舞台に立たせたことのないこの樹を飾りたかったと言う事です。

 

僕の盆栽人生はこの樹と共に歩いてきたんだよと言われる先生の棚場には、出所の分かっている3本の親木から取り木をして仕立てられた4本の瑞祥をはじめ、庭木から盆栽に仕立てられたソナレ、元々は人差し指ほどの太さだった車枝の部分に取り木を掛けて作った檜など、一から自分で作られた盆栽が沢山あります。しかもデカい。

また、どんな樹でも我が家に来た樹は可愛いよと盆栽愛がすごく、年齢の事を考え先日実生した黒松を処分した以前は手放したことがほとんどないほど大切にしてきたみたいです。

盆栽は買ったほうが早いという私とは正反対の盆栽道ですね。

 

取り木仕立ての檜。

樹高は1メートルほどです。超巨大です。先生の棚場の中で私が大好きな樹です。

ちなみにこの巨大な樹を一人で植え替えされたみたいです。

後ろに倒れてしまったと言う事ですので、来年の植え替えは手伝いに行こうと思っております。

 

最後はクニオ爺の楓

爺曰く、葉性の悪い性みたいです。

どんな楓も手を入れるほど葉は小さくなると言う事ですが、やっぱり葉が小さくなる事と解れた枝が出来る事とは別みたいです。