今年11月16日(土)、17日(日)の2日間、『新世界☆112thフェス』が開催されることになっています。
昨年は、新世界111thフェスを開催し、大盛況に終わり、今年は第2弾になります。
111th、112thとタイトルにありますが、何をもって、111周年、112周年となっているのか知らない人も多いと思います。
この10年を振り返っても、年々、新世界には新しいお店が増え、新しい人が新世界で働くようになっていて、新世界の歴史的なことを知る人は少ないでしょう。
1912年7月3日、新世界にルナパークという一大娯楽施設が開業しました。
初代通天閣を中心にしたルナパーク開業を新世界の誕生とし、今年7月3日、新世界は112歳になります。
ルナパークのキャッチフレーズは『五銭出せば夢の国』と言われ、施設内には最新の遊園地や様々な趣向を凝らした夢の国が広がってました。
ルナパークのチケット係はターバンを巻いたインド人だったり、エジプト館があったりと、世界旅行をテーマとしてたそうです。
初代通天閣は、凱旋門の上にエッフェル塔があるという斬新なデザインでした。
初代通天閣のエントランス大天井には『中山太陽堂』がクジャクや季節の花々を配した華やかな天井画を広告掲出していました。
その後、昭和18年(1943年)1月、塔脚の部分にあった映画館「大橋座」より出火、全焼。
同年2月、解体の上、約300tの鋼材として大阪府に供出されてしまいました。
『なにわのシンボル通天閣をもう一度!』と地元から通天閣再建への機運が高まり、地元商店主さんらの動きの中、現在の2代目通天閣は昭和31年に再建、開業しました。
そこで、現在の2代目通天閣の下を通り過ぎる際、是非、チェックしてほしい名所があります。
平成27年、通天閣は免震対策工事が完成し、同時に初代通天閣に掲出されていた天井画の復刻作業を行い、広告掲載主『クラブコスメチックス』(当時は中山太陽堂)が天井画を寄贈しました。
同年2月、解体の上、約300tの鋼材として大阪府に供出されてしまいました。
『なにわのシンボル通天閣をもう一度!』と地元から通天閣再建への機運が高まり、地元商店主さんらの動きの中、現在の2代目通天閣は昭和31年に再建、開業しました。
そこで、現在の2代目通天閣の下を通り過ぎる際、是非、チェックしてほしい名所があります。
平成27年、通天閣は免震対策工事が完成し、同時に初代通天閣に掲出されていた天井画の復刻作業を行い、広告掲載主『クラブコスメチックス』(当時は中山太陽堂)が天井画を寄贈しました。
72年ぶりによみがえった天井画には、色鮮やかな花園に3羽のクジャクが遊ぶ様子が描かれています。
天井画は地上約12メートルの位置にあり、8角形で縦・横約17メートル。
日没から午後11時までライトアップされています。
天井画の復刻により、通天閣を真下から見上げるという、大阪のシンボルに新たな魅力が加わりました。
天井画は地上約12メートルの位置にあり、8角形で縦・横約17メートル。
日没から午後11時までライトアップされています。
天井画の復刻により、通天閣を真下から見上げるという、大阪のシンボルに新たな魅力が加わりました。
また、通天閣3階には新世界・通天閣の歴史コーナーがあり、1912年当時の『ルナパーク』を復元したジオラマがあります。
現在、新世界は大阪を代表する観光エリアとして、全国から、海外から多くの観光客が訪れています。
通天閣を撮る写真スポットとして、新世界に来られる人も多いでしょう。
また、通天閣の展望台からの眺めを楽しみ、通天閣のタワースライダーを楽しむ人も多いと思います。
串かつ、射的、スマートボール、そしてスパワールドなど、新世界で食べて遊んでという楽しみが満載です。
そのような今の新世界の礎には、112年という歴史があります。
新世界に初めて来られる人には難しいかもしれませんが、何回か新世界に来られてる皆さんには、是非、歴史的な魅力も感じてもらえたら嬉しいです。
そして、今年11月に開催する新世界112thフェスは、新しい新世界の楽しみ方、新しい新世界のスタイルを発信し、同時に新世界の歴史を再認識できるような、意味あるイベントにしていきたいと思っています。
新世界の歴史について、新今宮ワンダーランドのホームページに詳しく記載されてます。
地元の人達が語る新世界ヒストリーです。
是非、ご覧ください。
★Twitter@shinsekaizyoho
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