柚原杏梨さんの新世界街歩き、第3連載目になります。
串かつを食べたあとは、スイーツが欲しくなりますね。
串かつ『だるま』じゃんじゃん店を出てスグのところに、『喫茶タマイチ』があります。
柚原杏梨さんは、喫茶店に行くのが楽しみだったそうで、新世界にある喫茶店も巡りたいとおっしゃってました。
今や喫茶店は女子に人気があるんです。
喫茶タマイチの入口には、『冷コーあります』のポスターや大阪メトロの純喫茶巡りの企画の写真などが貼られています。
以前、大阪メトロでは純喫茶巡りやプリン巡りなどの喫茶店企画が何回か行われていて、地下鉄の駅にパンフレットが置かれてました。
毎回、喫茶タマイチは企画に選ばれていたようです。
タマイチの店主さんは、
今までふつうにお店を続けてきて、特にリニューアルすることもなく、結果的に"レトロ"と呼ばれるようになり、いろんな企画に選ばれるようになりました。
嬉しいことですが、ラッキーでもあり、時代の流れの不思議さを感じます。
と、おっしゃってました。
さて、この日はすごく寒い日でした。
柚原杏梨さんは、とりあえず、温かい紅茶を注文しました。
紅茶のカップがレトロで可愛いですね。
確かに、昭和の時代に、よく見かけたようなコーヒーカップです。
そして、スイーツはプリンアラモードを注文しました。
喫茶タマイチのプリンは自家製で、プリンを食べるために来られるお客さんもおられるそうです。
柚原杏梨さんもタマイチの自家製プリンを気に入ったようでした。
プリンアラモードと自撮り、食べる前には必須ですね。
この日は本当に寒くて、街歩きもなかなか大変でした。
写真は喫茶タマイチの前から、ジャンジャン横丁の入口を撮りました。
ところで、ジャンジャン横丁の"ジャンジャン"は何を意味してるかご存知ですか?
柚原杏梨さんは、ジャンジャンお客さんに来てはほしいから?
と言ってましたが、ほとんどの人は、そう答えるでしょう。
正解は、ジャンジャンは三味線の音を表しています。
戦前、この商店街は客引きのために、多くのお店から三味線や太鼓などの鳴り物の音が聞こえ、一日中、賑やかだったそうです。
一日中、ジャンジャンと三味線の音が聞こえるところから、通称『ジャンジャン横丁』または『ジャンジャン町』と呼ばれるようになったそうです。
ジャンジャン横丁の正式名称は『南陽通商店街』といいます。
以上、新世界の豆知識でした。
寒さに負けず、柚原杏梨さんの新世界街歩きはまだまだ続きます。
第4連載目も楽しみにしてください。