皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。
<前回からの続き>
今回は、
前回お書きした
「後悔のワーク」の”注意点”
を参考にして頂いて、
引き続き
「ポリヴェーガル理論」に基づき、
「後悔のワーク」の”コツ”
をお書きしたいと思います。
①耐性領域を広げておく
以前お書きした方法等によって、
耐性領域の巾を拡げておきましょう。
そうしないと、
交感神経系(過覚醒)や背側迷走神経系(低覚醒)の働き
によって
ボトムアップしてくる身体感覚や感情に
耐えられなくなるでしょう。
②強い感情(恐怖や怒り等)
をボトムアップさせる
特に
交感神経系の闘争/逃走反応を引き出してあげないと、
「クソ!絶対に後悔しない人生を送ってやるぞ!」
(闘争反応)
とか
「後悔を残す人生だけはどうしても避けたい!」
(逃走反応)
といった、
モチベーションには繋がらないでしょう。
ですから、
その反応が生じる(ボトムアップされる)様に、
悔いを残して死ぬ自分のイメージを
5感でリアルにイメージする必要があります。
例:
「自分(愛する人)が死ぬとしたら
どんな病気や事故で死ぬだろうか?」
「死んだ時の状況をリアルにイメージ」
(視覚)
「救急車を呼ばなきゃ!という声や
医者の”御臨終です”等の声、葬儀の弔問の声、
霊柩車の扉が閉まる音等」
(聴覚)
「葬儀の時の弔問客の涙やすすり泣く声、
お坊さんの読経等」
(視覚・聴覚)
「愛する人が触れてきた感触、
或いは愛する人に振れた時の感触や体温等」
(触覚)
「死に水を口に含んだ時の味や
お香や棺に入れた花の香り等」
(味覚・嗅覚)
極めつけは、
焼き場でいよいよ亡骸が焼かれる場面・・・。
「もうこの身体で一秒たりとも生きる事はできない。」
ここで、
強い感情が最高潮になる様にもってゆければベストです。
③腹側迷走神経系での制御
(1)復活を願う
「クソ!絶対に後悔しない人生を送ってやるぞ!」
(闘争反応)
とか
「後悔を残す人生だけはどうしても避けたい!」
(逃走反応)
等の強い感情が出て来て
モチベーションが上がったら、
神や仏に復活を願いましょう。
そして
それが見事に聴き届けられて、
余命を半年伸ばしてもらい、
ほっとして感謝すると同時に
強いモチベーションを”誓い”に変えましょう。
(2)後悔しない人生を送っている自分
をリアルに想像する
後悔しない人生をやり直す為の”誓い”に沿って
自分が生きて行ってるイメージを同様に五感を使って
喜びや満足といった感情が出て来るまで行い、
それを現実の生活でも実行してゆきましょう。
④「①」~「③」のイメージ
を毎日続ける
上の「①」~「③」を自分に合った形で行えば、
後悔の無い人生を歩むモチベーションは上がってくる
はずです。
但し、
所詮、耐性領域内(自分のコントロール下)で
行っているに過ぎませんので、
ホラー映画を観た後にすぐに怖さが減じてゆく
のと同様で、
モチベーションは長続きしないでしょう。
ですから、
この「後悔のワーク」は毎日行い、
モチベーションを維持する必要がある
と思います。
※お独りでは難しい場合はお気軽にご連絡下さい
それでは今日も良い変化を
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