少名毘古那神 | あき&みっちゃんの好きなことを好きなように好きなだけ

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少名毘古那神ーすくなびこなのかみー
ーすくなひこなのかみーとも読む。

『日本書紀』では、少彦名命ーすくなびこなのみことー
須久奈比古命とも表記。

『古事記』では、神産巣日神の御子神となっており、
『日本書紀』では、高御産巣日神の御子神となっています。



大国主神が、岬で、これから始める国造りに思いを馳せていた時、
ガガイモの実を、半分に割って小舟にしたものに乗り、
蛾の皮を剥いだものを、衣にした小さき神が、
波に乗って近寄ってきました。

名を聞いても全く答えず、困った大国主神は、皆に聞いて回りますが、
誰も、その小さき神が何者なのかわかりませんでした。

案山子に尋ねて、初めて小さき神の正体がわかり、
神産巣日神に確認すると、
あまりの小ささに、指の間から零れ落ちてしまった、
自分の子供に間違いない。
と、言われました。

少名毘古那神は、神産巣日神に、
大国主神と義兄弟となり、国造りを助けてあげなさい。
と言われ、それを実行します。



少名毘古那神は、大変な博識で、
病を取り除く方法や、薬、温泉、
虫害や、鳥、獣から穀物を守る禁厭ーまじないーの方法、
酒造りなどの知恵を、
大国主神に与えました。

ところが、国造りも半ばにきたある日、
粟に登った少名毘古那神は、
その茎に弾かれて、常世の国※へ飛ばされてしまいました。



元々、常世の国の住人だと言われる少名毘古那神ですが、
故郷に帰ろうとしての行動だったのか、
はたまた、単なるうっかりさんだったのか、
その真意は、わかりません。

やんちゃで、探究心に優れ、
いたずらっ子で、新しい知識を求め身につけていく。
そんな少名毘古那神と、
見目麗しく、する気になれば何でもこなせるのに、
自分の意思が、イマイチ希薄な大国主神。

二柱セットで、対比して描かれている、
とても仲が良かったらしい二柱ですが、
実は、いろいろ思う所があったのか。
それとも、不幸な事故だったのか。


深い嘆きに涙する大国主神に、
もう一度、会いに来てあげて欲しいですね。

ご神徳 医薬守護
     温泉守護
     病難排除
     健康増進
     国土平安
     産業繁盛
     縁結び
     航海守護  等

 

 

 

※ 常世の国

ー古代日本で信じられていた、海の向こうにある異世界。
不老不死や、若返りを手にする事が出来る理想郷として、
また、神仙が住まう土地として、
または、死後の世界として、様々な形で信仰されてきたー


少名毘古那神は、一寸法師のモデルになったと言われている神様です。

 

 

ここからは亜紀がお送りします。

 

少名毘古那神、神農さんともいわれますよね。

神農と言えば中国の薬と農耕の神、神農炎帝。

どちらも薬の神様だからですかね。

 

さて、思いの他・・・小さくていらっしゃる。

 

キティちゃん風に言うとゴマ10粒分くらい?

ホンマに小さい。

でも、これはイメージのサイズであって、

パワーやら本質が小さいのとは違いますね。

 

豊富な薬の知識は、

よく使えば人を助け、

悪く使えば人を殺める。

 

その両方を持ち合わせたのが

「薬」

の本質と言えるでしょう。

 

毒と薬はある意味イコール。

 

小さいというのは容易に見つけられない。

簡単ではない。

そんなことの比喩のような気がします。

少彦名には、

それだけの知識やパワーがあるんだよって事なんかな。

 

「私が薬になるか毒になるかは

全ては求める人の心次第」

にっこり笑うその顔を、

どう受け止めるかも自分次第ですな。


 
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