明けましておめでとうございます。
のんびり更新のブログですが、今年も変わらぬ感じでやっていこうと思います。
昨年の秋から冬にかけて、大阪にある高島屋史料館で開催された「キモノ★ア・ラ・モード」という展覧会に、前期と後期の2回行ってきました。
美術展でもなかなか何度も行けないのですが、この展覧会は入場が無料で場所が近いという好条件が重なりました。
会場の高島屋史料館は、高島屋東別館の中にあります。
建物自体は上の階がホテルになり、1階はフードホールになっています。
もともと呉服商だった高島屋の歴史を振り返る常設展示があり、併設で企画展として呉服の流行を牽引してきた高島屋のたくさんの商品や当時のパンフレットなどが展示されていました。
面白かったのは、当時の着物を帯留め、半衿に至るまでミニチュアで再現した展示です。
ふりからは中の長襦袢の袖までちら見えする、見事なものでした。
反物のままなのがとてももったいない沢山の展示物ですが、どれも充分現代に通用するデザインです。
絵羽になっているものもあります。
それぞれの反物に作品名が付されているのですが、それがまた味わい深い。
まさに着物がファッションとして生きていた時代を感じました。
着物姿で見に来られている方も多くて、そんな姿も含めて楽しい展覧会でした。