情緒溢れる門をくぐり、左手に玄関があります。
古い町屋をそのまま使われていて、いろんなものが古いまま置かれています。
この暖簾の奥がトイレです。
奥には木が生い茂った庭があります。
探検に行ったら、石灯篭や東屋がありました。
注文してから出てくるまで、かなり時間がかかりました。
先に、小さなチョコレートが出て来ました。
この下の写真2枚にあるのが、注文したものです。
豪華でびっくりしました。
上がチョコレートムースだったかな?
下がチョコレートケーキです。
この後に冷たいお茶が出てきて、なんだかまったりしました。
行ったのは夏の終わりで、湿度が高い日でした。
でも、お店は窓が開け放たれて冷房がなくて、冷たいお茶を飲んでしばらくぼや~っとしてました。
湿気てるのもそのはずで、この後雨が降り始めました。
私たちの他には若い男性4人組だけで、先に出られたので店内をうろうろと見学させてもらいました。
なんと、たらいに入ったかせ糸がありました。
きっと、むかーしこの家に住んでいた人がそのまま残していったものなのでしょう。
掛けて飾ってある着物の寸法が見るからに小さいです。
表の庭に向いた縁側には機(はた)もありました。
上に逆さまにした椅子があるのがちょっと淋しいですが…。
とても古い家で、実は最初の人が出た後、外国の人が住まわれていたそうです。
その人が出た後は長い間空き家で放置されていたのですが、今のお店の人が見て、どうしてもここでお店をしたいとのことで借りられたそうです。
古い建物は、大阪飛田の百番のように、どれだけ豪華でも古びて壊れると修復がされないことが多く、ここも中はかなり古くなっていました。
この、古くさびたところで豪華なチョコレートのお菓子を食べるという、一種独特の情緒は確かにありますので、町屋とスイーツが好きな方にはお勧めします。