秋のコーディネート 2018 その2 | 風が吹く日も、雨の日も

風が吹く日も、雨の日も

着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

さて、秋の着物コーディネート第2弾です。
 
可愛い紬小紋に、米沢織の赤い半幅帯を合わせました。
 

 

この時は、羽織を着ていました。

羽織りって、好きなんですけどお太鼓の柄が見えないと楽しくないかなと思ってあんまりこの頃着てないんですよね。

これは、誂えた唯一の羽織りです。

母の着物タンスに残っていた羽尺を私のサイズで仕立ててもらいました。

よく大島と間違えられるのですが、化繊とウールの混紡です。しわにならないので、扱いが楽。

反物に「渋好み」ってラベルが貼ってあったのが忘れられないww

 

 

 

こちらは、白にグレーのひげ紬です。

帯は、急いでいたので作り帯のこれにしたのですが、やり方に慣れていない作り帯だったのでかえって装着に時間がかかってしまいました。

柄は好きなんだけど、ちょっとトラウマっぽくなってしまいました…作り帯の方式もいろいろありますね。

帯留めは、友人の紅型の作品です。

 

 

 

 

 

エッシャー展を観にいく時のコーディネート。

自分的にエッシャーっぽい気がしたので、この帯を選択。

そして、たまには呉服屋さんのコーディネートを思い出して尊重してみようと、この着物になりました。

帯も着物も誂えです。

着物は、工房涼の首里花倉織。帯は、二代目河村久太郎の篠生紬に型染めをした洒落袋帯。

三部紐は五嶋紐です。

真面目なコーディネートだ・・・。

 

 

 

 

 

これは、仕事関係のイベントに参加した時のコーディネートです。

可愛いけどサイズの小さい小紋に、母からもらった赤紫の名古屋帯を合わせました。

帯留はとんぼ玉のリバーシブル。金が入っていない方を見せています。

 

 

 

 

 

今度は、落語会とごはん会に行く時のコーディネート。

半幅帯で、気楽に、できれば少し粋にしたかったのですが、できてたかどうか。

着物は、いつの桜の季節にだけ着ていたものですが、きれいな草木染の色なので、桜の季節以外でも着てみようかと思った次第です。

私の持つ着物では唯一、銅抜き仕立てになっています。

しかし、何よりも着物の身丈が長い…本当は165cmくらいで充分なんですが、170ぐらいあるんじゃないかな。

腰ひもで挙げる長さが凄いので、早めに仕立て直したい一品です。

そうそう、帯は古渡唐桟の木綿です。

 

 

 

 
私が買うリサイクルは、
・ネットショップなどでサイズを確認して購入するもの
・実店舗で柄などに惹かれてサイズが合わないのを承知で買ってしまうもの
と2種類あります。
色柄がかわいいものは、大体後者です。
やっぱり、一般的には染の可愛い小紋や付け下げ、訪問着が買われて古着に流れるのが多い印象です。
ただ、訪問着は着る機会がそれほどないので、なるべく買わないようにしています。
それでも買ってしまったものがいくつかありますが、礼装でサイズが小さいのはよくないので、少しずつ直していきたいなと思う今日この頃。
 
最近着物の押し買いの話しをちらほら聞きます。
自宅に業者が査定に来て、安い値段を出して強引に引き取って帰ってしまうそうです。
そんな目に遭うくらいなら、平和的に町のリサイクルショップに持っていってもらって、私みたいな着物バカの手に渡る方が着物にとってはしあわせじゃないかな…。
あ、ちゃんとしたリサイクル着物店に引き取ってもらう方がいいかも。(適正価格で売ってもらえるから)(私は買えない価格であることが多いと思われますがw)
 
古着の着物も、枚数が減り枯渇してきているなんて話も出てきています。
リサイクル着物の買い方、楽しみ方が、今後変わっていくのかもしれません。